これからWiMAXを始めようとした時、どうしても気になるのがこの速度制限ですね。
WiMAXを3日間で10GB(ギガバイト)以上使うと速度制限にかかるわけですが、どのぐらい使うと10GBなのか、速度制限ってどの程度なのかなど疑問に思われるかと思います。
当記事では、そんなWiMAXの速度制限について、データ量10GBの目安などをまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください!
WiMAXの速度制限とは
先ほどご紹介した通り、WiMAXは3日間で10GB以上データ量を消費することで速度制限にかかります。
ですが、そもそも10GBのデータ量はどのぐらいで消費されるのか気になるところですね。
LINEとかビデオ電話などと比較しても動画はかなりデータ量がかなり大きいので、動画を例にご説明します。
以下はUQコミュニケーションズで公表しているデータ消費量の目安となります。
内容 | 画質 | 10GB |
YouTube | 超高画質 | 約88回 (7時間) |
高画質(HD) | 約166回 (13時間) | |
標準画質(SD) | 約570回 (47時間) | |
低画質 | 約1000回 (83時間) |
画質によってかなり差が出てくるのがわかるかと思いますが、YouTubeのHD画質であれば3日間で13時間視聴しても制限にはかかりませんし、標準画質であれば2日程度流した状態でも10GBは超えません。
動画は画質をよくすることでデータ量が大きくなります。
例えば、4K画質動画などの超高画質動画になると、その分データ量も大きくなるわけですね。
WiMAXの通信速度としては十分視聴はできますが、3日で10GBの速度制限にはかかりやすくなる点はおさえておきましょう。
動画以外のことに関しては、基本的にデータ量はそこまで大きくないので、3日で10GB以上使うことも少ないはずです。
その他、10GBでできることをまとめた記事もありますので興味のある方は参考にしてみて下さい!
WiMAXの速度制限になる時間は?
WiMAXにはFlatツープラスといわれる月に7GBまで使えるプランとギガ放題といわれる月にデータ量無制限に使えるプランの2種類があります。
WiMAXのプラン | |
Flatツープラス (7GB) | ギガ放題 (無制限) |
どちらのプランも3日間で10GB以上データ量を消費すると、翌日18時頃から翌々日2時までのおよそ8時間は通信速度が1Mbpsに制限されます。
3日で10GBの制限っていうのは少しわかりづらいので言葉で説明するより図を見て頂くと早いですね。
上の赤ラインが3日合計で10GBを超えて制限にかかってしまっているのですが、4日目の18時頃からから5日目の2時頃まで、6日目18時頃から7日目の2時頃までが通信制限にかかるということになります。
また、極端な例ですがこのような使い方もできるので、休みの日だけガッツリ観るということもできます。
WiMAXはデータ量の上限はありません。1日50GBのデータ量を使うこともできるわけですね。
WiMAXの速度制限1Mbpsの通信速度とは
WiMAXを3日で10GB以上のデータ量を利用して速度制限にかかってしまった場合、通信速度が1Mbpsに制限されます。
ですが、1Mbpsという通信速度がよくわからないですよね。
1Mbpsという通信速度があれば、LINEやビデオ電話などは問題なくできますし、動画の視聴であってもYouTubeの標準画質動画をスムーズに再生できる速度です。
大手携帯電話会社の速度制限は128Kbpsですので、WiMAXは速度制限下であっても携帯の速度制限と比べれば約8倍の通信速度は維持できるわけです。
おわりに
WiMAXの速度制限についてまとめてみました。
最後に、WiMAXの速度制限のポイントについて振り返るとこのようになります。
- 3日間で10GB以上使うと1Mbpsの速度制限がかかる
- 速度制限は翌日の18時から翌々日の2時までの8時間
- 速度制限であってもYouTube動画を再生できる通信速度
WiMAXの1番のデメリットがこの速度制限です。
ご自身のライフスタイルを考えてみて、「大丈夫そうかな。。」と感じる方はWiMAXで十分といえるでしょう。
なお、20社以上あるWiMAXプロバイダの中でも、おすすめのプロバイダをまとめた記事もありますので、ぜひ参考にしてみてください!