WiMAX(ワイマックス)の最新ルーターは通常のWi-Fi接続だけでなくBluetooth接続にも対応しています。
Bluetooth接続の一番のメリットはバッテリーを節約することができるのですが、注意点もいくつかあります。
当記事では、WiMAXのBluetooth接続のメリットやデメリットをまとめました。
Bluetooth接続はうまく使いこなせば、外でもWiMAXのバッテリーをうまく節約できるようになりますので、ぜひ参考にしてみてください!
WiMAXのBluetooth接続とは?

WiMAXは通常のWi-Fi接続のほかにBluetooth接続にも対応しています。
Bluetooth接続というのは、近距離の無線通信規格でスマホなどの接続端末とペアリングをして通信をすることができるわけですね。
WiMAXでいえば、Wi-Fi接続であってもBluetooth接続であってもインターネットにつなげる点はかわりません。
Bluetooth接続はWi-Fi接続よりも近距離(10m以内)でないと接続できませんが、通信におけるバッテリー消費を抑えることができるという大きなメリットがあります。
WiMAXのBluetooth接続のメリット
- バッテリーの節約ができる
WiMAXのBluetooth接続におけるメリットは、バッテリーの節約ができる点です。
例えば、WiMAXのWX04でWi-Fi接続したときと比べると明らかに違います。
Wi-Fi | Bluetooth | |
ハイパフォーマンス | 約8.1時間 | – |
ノーマル | 約11.5時間 | – |
エコ | 約13.8時間 | 約16.6時間 |
WiMAXのBluetooth接続はバッテリーの持ちが約1.3倍長くなります。
外でWiMAXを使う方にとって、バッテリーを節約しながらインターネットを楽しむことができるのは大きなメリットですね。
WiMAXのBluetooth接続のデメリット
- 通信パフォーマンスはエコモードのみ
- 最大接続は3台まで※機種による
先ほど少し触れましたが、WiMAXのBluetooth接続を利用する場合は、エコモードとなりますので通信速度はWi-Fi接続時と比べると遅くなります。
Bluetooth接続は大きいファイルやデータの通信には不向きなので、スマホやカーナビ、イヤホン、キーボードなど比較的軽い通信に使われていますね。
Bluetooth接続がおすすめとなる目安としては、LINEやサイトの閲覧などはまったく問題はないですが、動画の視聴に関してはWi-Fi接続がいいでしょう。
また、WiMAXのモバイルルーターはWi-Fi接続の場合、最大接続台数が10台までのものが多いですが、Bluetooth接続の場合は3台までとなりますので注意してくださいね。
WiMAXのBluetooth接続方法

WiMAXルーターのBluetooth接続する設定方法について簡単にまとめました。
スマホやイヤホンなどで設定したことがある方は迷うことは少ないと思います。
W06やWX05のBluetooth接続方法
- 本体メニューの「設定」を選択。
- 「Bluetooth設定」⇒「Bluetoothペアリング」を選択。
- 接続したい端末のBluetoothをONに変更。
- 接続したい端末で「W06」「WX05」を選択
- ペアリング完了
Bluetooth接続方法はW06とWX05はほとんど同じなのでまとめています。
WiMAXルーターのBluetooth設定をしてから接続端末のBluetoothをONにすることがポイントですね。
WiMAXのBluetooth接続の注意点

WiMAXのBluetooth接続の注意点はこの2点です。
- 接続端末の以前のBluetooth接続データーが残っていると失敗することがある
- 他の通信と電波干渉が起きることがある
スマホなどの接続端末側で以前にBluetooth接続したデータが残ったままの場合、ペアリングに失敗することがあるようです。
データを消して再度試してみましょう。
また、Wi-Fi接続時でも同じですがBluetooth接続は2.4GHz帯を利用していますので、他の通信との電波干渉を受ける可能性があります。
そういった場合は場所をかえて接続し直すかWi-Fi接続に切り替えて利用しましょう。
まとめ

WiMAXのBluetooth接続方法やメリット・デメリットなどをまとめました。
Bluetooth接続はあまり使われていないのですが、WiMAXを外で接続する時には比較的おすすめの接続方法ですので、活用してみてくださいね。
なお、20社以上あるWiMAXプロバイダの中でもおすすめをまとめた記事もありますので、参考にしてみてください!
