WiMAX(ワイマックス)を始めとする最近のルーターには、WPSという機能がついています。
このWPS機能を使うと、簡単にWi-Fi接続ができるほか、今まで使っていたWi-Fi情報を引き継いでくれるので手動でパスワードを入力する必要がありません。
当記事では、WPS機能の内容からWiMAX(ワイマックス)と接続端末の設定方法を画像をもとに解説していますので、ぜひ参考にしてみてください!
WiMAXルーターもできるWPSとは?
始めに少しご紹介しましたが、WPS機能はWi-Fi Protected Setupと言われ、無線LANの接続を簡単にできる機能です。
本来であれば、WiMAX(ワイマックス)などのルーターとパソコンやスマホを接続する場合、該当するSSIDを選択してパスワードを入力する必要がありますよね。
ですが、ルーターと接続端末のWPS機能を使うことで、パスワードの入力を省略して簡単に接続ができるということになります。
このようにWiMAX(ワイマックス)ではWPSを選択してPCやスマホなどの端末にパスワードなしで接続することもできます。
また、WiMAX(ワイマックス)のW06やWX05など全ての最新モデルにはWi-Fi設定お引越しという機能があります。
このWi-Fi設定お引越し機能は、今まで使っていたルーターのWiFi設定をWPSを利用してまるごと新しいルーターに引き継ぐことができます。
WiMAXでWPSを利用してWiFi設定をする方法
実際にWiMAX(ワイマックス)とパソコンやスマホの接続端末をWPSを利用してWi-Fi接続してみます。
WiMAXとパソコンをWPSを利用して接続
- パソコンの無線機能を有効にする
- ネットワークアイコンをクリック
- 該当のSSIDを選択
- 自動的に接続にチェックを入れて接続をクリック
- WiMAX(ワイマックス)のWPSを選択
- 接続完了
今回はWindows10のWPSを利用した接続方法についてご紹介します。
まず、パソコンの無線機能が有効でないと無線接続ができませんので有効であることを確認してください。
その後、②ネットワークアイコンをクリックします。
ルーターのSSIDを確認して、③該当するSSIDを選択します。
SSIDはモバイルルーターは端末のメニュー「情報」から調べられますし、ホームルータータイプであれば底面にシールが貼ってあり、記載があるはずです。
SSIDを選択すると、④自動的に接続にチェックを入れて接続をクリックします。
その後は、ネットワークセキュリティーキーの入力を求められますが、何も入力せず⑤WiMAX(ワイマックス)ルーターのWPSボタンをクリックします。
そうすると、自動的に接続が始まりWi-Fi接続が完了します。
WiMAXとスマホもWPSで接続できる?
基本的にアンドロイドであればWPSに対応しているので接続はできるのですが、iPhoneやipadなどのアップル製品はWPSに対応していないので手動で接続する必要があります。
機種によって接続方法は違いますが、Xperiaであれば「設定」→「Wi-Fi」→右上のメニューボタンから「詳細設定 or その他の機能」といった項目の中にWPSプッシュボタンというのがあります。
WPSプッシュボタンを選択した後に、WiMAX(ワイマックス)ルーターのWPSを選択すれば自動的にWi-Fi接続してくれるはずです!
WiMAXのWi-Fi設定お引越し機能
今まで使っていたルーターのWi-Fi設定を新しいWiMAX(ワイマックス)にまるごと引き継ぐWi-Fi設定お引越し機能について解説します。
- 新しいWiMAXルーターのWi-Fi設定お引越しを選択→開始。
- 約2分以内に今まで利用していたルーターでWPSをボタンを押す。
- SSIDの検出が完了したら「はい」を選択。
- 今まで利用していたルーターでの電源をOFF→WiFi設定の引き継ぎが終了。
このWi-Fi設定お引越し機能は、今まで使っていたルーターもWPSに対応している必要があります。
WPSに対応していない場合は、手動でWiFi設定するしかないので注意してくださいね。
おわりに
WiMAX(ワイマックス)のWPS利用したWiFi設定方法を解説してきました。
ルーターを新しくすると「新しくWi-Fi設定をしなきゃいけない。。」と手間に感じてしまいます。
ですが、WPS機能やWi-Fi設定お引越し機能を利用することで簡単にWi-Fi接続ができますので、ぜひ活用してみてください!
なお、20社以上あるWiMAXプロバイダの中でも、おすすめのプロバイダをまとめた記事もありますので、ぜひ参考にしてみてください!