新型コロナウイルスの影響で海外に行く機会は減ってしまいましたが、海外旅行や海外出張に行くときに、必ずといって良いほど考えるのが現地のインターネット環境かと思います。
現在はお持ちのスマホでも海外向けの定額プランもありますが、料金も安くはありませんし、基本的に契約者個人しか使うことができません。
ですが、海外対応のWiFiであれば料金も比較的安く、何より同行者全員でネットが使えるという大きなメリットがあります。
もちろん海外WiFiレンタル会社も数多くありますので、「どこがいいんだろう・・」と迷ってしまいますよね。
当記事では、そんな海外WiFiレンタルのメリットやデメリットを踏まえたうえで、ぼくが利用した上でおすすめできる海外WiFiレンタル会社をご紹介したいと思います！
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海外でネットを利用する方法
海外でネットを利用する方法は、海外向けのWiFiレンタルやスマホの国際向けのパケット定額サービス、現地のネットに対応したSIMカードを購入して使うなど方法はいろいろあります。
その中でも海外WiFiレンタルが利用される理由は、料金が比較的安く設定が簡単ということに加えて、複数人で利用できるからですね。
ざっくりではありますが、海外でネットを利用する方法の特徴をまとめるとこのようになります。
| 海外用 WiFi | スマホ 海外定額 | 現地SIM | |
| 料金 | ○ | △ | ◎ |
| 設定 | ◎ | ◎ | △ |
| 手続き | △ | ○ | ○ |
| サポート | ◎ | ○ | × |
| 通信 | メイン帯域 | ゲスト帯域 | メイン帯域 |
| 接続数 | 5台 | 1台 | 1台 |
スマホの海外定額サービスは、ご自身のスマホをそのまま海外で使うことができるのでお手軽で便利な反面、料金が1,980円～2,990円とやや高い点はデメリットです。
また、スマホの海外定額サービスの通信は、基本的に現地のゲスト帯域を利用しますので、回線が混雑している場合は通信が遅くなる傾向があります。
SIMフリー端末に現地対応のSIMカードを購入して使う方法は、一番料金をおさえて利用できますが、設定はやや難易度は高く基本的にサポートなどもありません。
SIMカードを購入する方法は料金面では魅力的ですが、ある程度設定の仕方などがわからないと難しいといえます。
対して、海外WiFiレンタルは端末のレンタル手続きや返却の手間はデメリットですが、国内でWiFiをつなぐように簡単ですし、料金も安く同行者で利用できるとメリットが多いです。
特に旅慣れていない方にとって、海外WiFiレンタルは総合的に考えると一番コスパが優れているといえるでしょう！
海外WiFiレンタルのメリット・デメリット
具体的に、海外WiFiレンタルのメリットとデメリットを簡単にまとめてみました。
海外WiFiレンタルのメリット
- 料金が比較的安く設定が簡単
- 同行者全員(5名ほど)で利用できる
- 24時間のサポートで困ったときも安心
海外WiFiレンタルのメリットは、料金が比較的安いことですね。データ通信量350MBほどなら350円～/日程度で利用できるレンタル会社もあります。
また、簡単な設定で国内のWiFiと同じように簡単に接続ができます。もちろんWiFiなので同行者もネットを利用できます。
さらに、海外WiFiレンタルのサポート体制は24時間対応している会社がほとんどです。
中にはLINEやSkypeで対応してくれる会社もあるので困ったときも気軽に問い合わせができて安心ですね！
海外WiFiレンタルのデメリット
- ルーターを持ち歩く必要がある
- 手続きや返却の手間がある
海外WiFiレンタルのデメリットは、WiFiルーターを持ち運ぶ必要があることです。スマホや海外SIMとは違いバッテリーの残量なども気にしておく必要もありますね。
また、レンタルなので空港におけるルーターの受け取りや返却に基本的には手続きが必要です。
手続きそのものは簡単ですが、受け取りのカウンターが混雑するなど時間に余裕をもって行動するほうがいいでしょう。
レンタル会社によっては受け取りや返却時に手続き不要とするサービスもありますので、のちほどご紹介したいと思います！
おすすめの海外WiFiレンタル｜2021年11月版
海外WiFiレンタルの特徴をなんとなくわかっていただけたかと思います。ここではおすすめの海外WiFiレンタル会社をご紹介します。
料金を重視するか、サービスやサポートを重視するかで選ぶことができる特におすすめの2社をまとめました！
FAST-Fi(ファストファイ)：料金重視ならここ！
引用：【公式】FAST-Fi- 料金プランが他社よりシンプルで安い
- 対象国は無制限で使える
- 翻訳機能が無料
- 対応国は大手より少ない
- 空港に受取専用ロッカーや返却BOXがない
H.I.S.グループのFAST-Fiは、料金がシンプルで安いのが特徴です。
料金プランは350MB、500MB、1GB、無制限の中から選ぶことができ、現地が4Gに対応している国であれば基本的に4G回線となります。
また、無制限対象国も28ヵ国に拡大しているので、以前よりもサービスも格段に充実してきています。
また、ポータブルWiFi電話といったオプション機能もありますので、海外から国内にお得に電話をかけたいという方にとって利便性が高いといえます。
参照元：FAST-Fi対して、FAST-Fiにもデメリットが存在します。
FAST-Fiの対応国は100ヵ国以上となっており、これは大手の半分ほどです。ですが、人気の観光国は一通り対応していますので、条件が合えば特に問題はないデメリットでもありますね。
そのほか、FAST-Fiは空港に受取専用ロッカーや返却BOXがないので、手続きなしで当日ルーターを受け取ったり返却したりすることはできない点もおさえておきましょう。
とはいえ、料金面で考えるとFAST-Fiはかなりお得にWiFiを利用できるので、対応国であればFAST-Fiは有力な候補の一つといえるでしょう！
さらにFAST-Fiの詳しい料金プランや特徴などはこちらの記事を参考にしてみてください！
グローバルWiFi：サービスやサポートが充実
引用：【公式】グローバルWiFi- 当日在庫があれば、予約なしでも借りることができる
- データ容量の選択肢が多く、料金プランが豊富
- 早割によって安い料金で利用できる
- 主要空港には受取専用ロッカーや返却BOXが設置されている
- 24時間受付のサポートダイヤルがあり、LINEでも問い合わせ可能
- 料金は最安値ではない
- 空港引き取りは550円の手数料がかかる
グローバルWiFiは空港でもカウンターを目にしたことがある方も多いかと思います！サービスやサポートに関しては海外WiFiレンタルではかなり優れています。
グローバルWiFiは、当日予約なしでも在庫があれば空港でルーターを借りることもできますし、無制限プランの対応国は91ヵ国と充実しています。
主要空港には手続きがいらない受取専用ロッカーや返却BOXが設置されています。海外WiFiレンタル会社の中では設置数は一番多いです。
引用：【公式】グローバルWiFiまた、グローバルWiFiのサポートは24時間対応なのはもちろんのこと、LINEやSkypeでの問い合わせにも対応してくれるので安心ですね！
メリットの多いグローバルWiFiですが、料金に関しては先ほどのFAST-Fiほど安くはなりません。
ですが、早割のサービスもありますので事前に予約することで料金を安く利用することもできます。
グローバルWiFiの料金はとりわけ高くはありませんし、サービスやサポートを重視したい方におすすめできる海外WiFiレンタル会社ですね！
グローバルWiFiは別記事にも詳しい料金プランや特徴をまとめていますのでぜひ参考にしてみてください！
以上、海外WiFiレンタル会社を2社ご紹介しました！
今月は料金やサービス、サポートで特徴的なFAST-FiとグローバルWiFiの2社をピックアップしてみました。
ほかにも人気の海外WiFiレンタル会社でいうと、イモトのWiFiなどもありますので、気になる方は参考にしてみてください！
おわりに
今月はFAST-FiとグローバルWiFiの2社を詳しく解説してきました。
海外WiFiレンタルも数が多いので、どこがお得に契約できるのかがわかりづらいですが、ぜひ当記事を参考にして選んでみてください！
そのほか、国内では無制限、海外でも別途料金でそのまま使えるWiFiなどもでてきていますので、気になる方はこちらの記事を参考にしてみてください。
なお、当サイトでは国内利用で圧倒的に利用者の多いWiMAXについても解説しています。
20社以上あるWiMAXプロバイダの中でも、おすすめのプロバイダをまとめた記事もありますので、参考にしてみてくださいね。
GMOとくとくBB
カシモWiMAX
BIGLOBE WiMAX
