基本的にWiMAXであればau回線といったように、モバイルルーターは基本的に1つの回線しか使うことができません。
ですが、新しいWiFiレンタルサービスのどんなときもWiFiは、ドコモやau、ソフトバンクのすべてのLTEに対応しています!
完全無制限にデータ量を使えることに加え、海外でも使えるというまさに最強WiFiなのですが、実際に悪いところはないか気になるところです。
当記事では、どんなときもWiFiの料金プランから特徴、メリット・デメリットなどを詳しくまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください!
結論から!どんなときもWiFiの評価は?
まず最初に、どんなときもWiFiのメリットやデメリット、口コミ評価をもとにまとめた評価をお伝えしていきますね!
総合評価 (3.5) | SIMカードがいらないクラウドWiFiを利用している。3キャリアのLTE回線に対応し通信制限が一切なし。海外でも利用できる。 |
---|---|
料金 (4.0) | 完全無制限プランを月額3,480円で利用できる。口座振替にも対応しているが、やや料金は高くなる。 |
サービス (4.5) | 大手3キャリアのLTE回線に対応しているのは魅力。また、海外でも手続き不要で使える。 |
サポート (3.0) | 口コミ評価を見ると賛否両論で優れているとは言えない。 |
どんなときもWiFiの端末は、クラウドWiFiという技術によって3キャリアのLTE回線に対応しているので、対応エリアが充実している点は魅力的です。
また、国内では完全無制限、海外では電源をONにするだけでその国のWiFiをキャッチしてくれる画期的なルーターといえます。(海外利用は別途料金が必要)
対して、マイナス評価としては、ほかの完全無制限WiFiの方が料金や違約金が安いところもあり、料金面で考えるならもっとコスパのいいWiFiサービスがあることですね。
サポート対応に関しても、口コミ評価を見ると賛否両論といった感じでした。
どんなときもWiFiとは

どんなときもWiFiは株式会社 グッド・ラックが提供するWiFiレンタルサービスです。
ソフトバンク回線で人気のNEXTmobileというWiFiサービスも展開していますので、比較的知名度もある会社です。

どんなときもWiFiは、ドコモ、au、ソフトバンクの3キャリア対応のLTE回線が無制限に使えるほか、海外利用にも対応しています。
3キャリア対応はモバイルルーターの中でも珍しいサービスです。これが実現できる理由はクラウドWiFiというSIMカードを使わない技術があるからです。
豆知識!SIMカードが不要の「クラウドWiFi」


通常はモバイルルーターにSIMカードを差し込むことでネットを使うことができます。近くの電波塔から電波を受信できるようになるわけですね。
ですが、どんなときもWiFiが採用しているクラウドWiFiという技術は、SIMカードもクラウドサーバー上にあるのでSIMカードを差す必要がありません。
ぼくたち利用者の通信場所によって、クラウドサーバー上にある最適なSIMカードを自動で選び、最適なネット回線をつなげてくれるイメージです。
つまり、このクラウドWiFiの技術によって国内の3キャリアのLTE回線だけでなく海外までもSIMの差し替えなしで使えるというわけです。
どんなときもWiFiの料金プラン
2020年7月時点のどんなときもWiFiの料金プランをまとめました。
無制限 (クレカ) | 3,480円/月 |
無制限 (口座振替) | 3,980円/月 |
海外利用時 | 1,280円/日 (アジア・オセアニア・ヨーロッパ・北米) 1,880円/日 (中東・南米・アフリカ) |
事務手数料 | 3,000円 |
契約年数 | 2年 |
開通日 | 最短即日 |
機種 | D1 |
機種代金 | 無料(レンタル) |
支払い | クレジットカード 口座振替 |
違約金 | 0~12ヶ月目:19,000円 13~24ヶ月目:14,000円 25ヶ月目:0円 26ヶ月目~:9,500円 |
公式サイト | https://donnatokimo-wifi.jp |
どんなときもWiFiは、クレカ払いであれば無制限プランは3,480円/月という割安料金で利用することができます。
この無制限プランですが、WiMAXでいう3日で10GBまでという制限やソフトバンクエアーのような速度制限がなく完全無制限です。
もし海外で利用する場合は、この月額3,480円に利用日数分の海外利用料金がかかるということになります。
また、WiMAXなどは3年契約が主流となっていますが、どんなときもWiFiは2年契約ができるのも強みといえるでしょう。
どんなときもWiFiは、2019年7月より店舗受け取りサービスも開始となりましたので、最短申し込んだその日に端末を受け取ることができます。
一定条件のもと即日発送にも対応してくれるので、急ぎでネット環境が欲しいときも助かります。
即日発送の条件
- 平日13時までの申し込み
- 土曜11時までの申し込み
*日曜・祝日は発送なし
今や完全無制限WiFiも多く登場していますが、知名度が圧倒的に高く、他社よりもサービス面は優れいてる点が多いのが、このどんなときもWiFiなんですね。
- 月額料金はクレカ払いなら3,480円/月
- 海外利用の場合は、利用日数に応じて別途料金がかかる
- 2年契約で端末は無料(レンタル)
- 即日発送にも対応
どんなときもWiFiの特徴やメリット
どんなときもWiFiの基本情報についてざっくりと説明してきましたが、メリットについても整理していきましょう。
- ドコモ・au・ソフトバンクのLTE回線を利用できるため、エリアは充実
- 手続き不要で海外でも利用できる
- 店舗受け取りサービスにより最短即日利用できる
- 料金は安くシンプルで完全無制限
- 2年契約できる
どんなときもWiFiはドコモ・au・ソフトバンクのLTE回線に対応


最初にご紹介しましたが、どんなときもWiFiはドコモ・au・ソフトバンクのいわゆる三大キャリアのLTE回線を利用できます。
スマホだとイメージしやすいですが、モバイルルーターも基本的に一つの回線しか使えないので、キャリアによっては電波が届かないといった不便さを感じた方も多いかと思います。
ですが、クラウドWiFiによって通信場所に最適なクラウドSIMを自動で選んでくれるので、対応エリアはどのモバイルルーターよりも充実しているといえるでしょう。
どんなときもWiFiは手続き不要で海外でも使える


どんなときもWiFiであれば、海外131ヵ国でも手続き不要で使うことができます。
料金プランのところでご紹介したとおり、海外で利用する場合はこのように地域によって料金が違います。
アジア・オセアニア・ヨーロッパ・北米 | 中東・南米・アフリカ |
1,280円/日 | 1,880円/日 |
海外利用の場合、1日のデータ量は1GBまでと無制限ではないので注意してください。とはいえ、他社と同じ容量までは制限なく使えるということですね。
仮に海外で1日当たりのデータ量が1GBを超えると、通信速度が384Kbpsに制限されます。
海外で使えるWiFiは、基本的にデータ容量を超えると128Kbpsというスマホと同じ通信速度制限にかかります。
それを考えると、どんなときもWiFiは通信速度制限は比較的良心的といえます。
384Kbpsという通信速度は動画を視聴するのは厳しいですが、調べものをするといった使い方であればまだ実用的です。
海外で紛失してしまったら・・?
海外利用で怖いのがモバイルルーターを紛失したり盗難などにあったりしてしまうことですが、どんなときもWiFiは海外あんしん補償という端末補償がもともとついています。
弁償金が発生したりすることはないで安心というわけです!
新サービス!店舗受け取りサービスにより最短即日利用できる


2019年7月より、どんなときもWiFiは店舗受け取りサービスが始まりました。
申し込んだその日に端末を受け取ることができるので、最短即日利用できるということになります。
店舗受け取りサービスに特に難しい条件はありませんが、クレジットカード支払いの方のみ対応しているサービスとなります。
店舗受け取りサービスの流れ
- 営業時間内であれば、申し込み2時間以内に「お渡し準備完了メール」が届く。
- 受け取りの際はメール内のIDを提示。20分ほどで開通作業が完了。
注意点として、申し込みが営業時間外であれば翌営業日に受け取りができるようになるほか、代理受け取りの場合は、代理人の身分証明書が必要となります。
また、申し込みをして5日以内に受け取りがなかった場合は、申し込み時に登録した住所に郵送となりますので知っておいてくださいね。
現在は、渋谷と秋葉原の2店舗のサービスとなりますので、ネットを早く開通したい方で条件が合えばぜひ利用したいサービスです!
店舗の情報はこちらから確認することができます。
どんなときもWiFiは料金が安い上に完全無制限


どんなときもWiFiは、他社の無制限プランで比較しても月額料金は安い上に、完全無制限でネットを使うことができます。
WiMAX(ワイマックス)をプロバイダで契約しても、キャッシュバックを含めて月額3,500円ほどですが、どんなときもWiFiは3,480円/月(クレカ払い)で無制限プランを契約することができます。
WiMAX(ワイマックス)より少し安いWiFiレンタルで比べても、このようにほとんど差がありません。
WiFiレンタル | 月額料金 |
どんなときもWiFi | 3,480円 |
縛りなしWiFi![]() ![]() | 3,300円 |
SAKURAWiFi | 3,680円 |
どんなときもWiFiは人気の縛りなしWiFiなどと比べても、月額料金にほとんど差がないですし、何より完全無制限でWiFiを使えるというのは大きなメリットといえるでしょう!
どんなときもWiFiは2年契約ができる


モバイルルーターで人気のWiMAX(ワイマックス)は3年契約が主流となっていますが、どんなときもWiFiは2年契約が可能です。
スマホは2年契約が当たり前ですが、モバイルルーターは3年契約とするところは意外に多いんですね。
契約期間が短いということは、万が一の解約リスクは減るということになります。2年契約ができることは、どんなときもWiFiの一つのメリットといえるでしょう。
どんなときもWiFiのデメリットや注意点
これまでどんなときもWiFiの特徴やメリットなどを確認してきましたが、反対にデメリットについても確認しましょう。
- 口座振替に対応しているが、クレカ払いの方が安い
- 端末は新品だが、解約後は返却が必要
- 端末スペックは最新モデルと比べると差がある
どんなときもWiFiは口座振替だと高くなる


どんなときもWiFiはクレカ払いでは最安といえるほどの料金で無制限プランを契約できますが、口座振替ではやや高くなります。
クレカ | 口座振替 |
3,480円/月 | 3,980円/月 |
さらに、口座振替の場合は200円/月の口座振替手数料がかかるので、4,000円を超えてしまう計算となります。
とはいえ、モバイルルーターの契約はクレカ払いのみとするプロバイダや代理店が多いので、口座振替に対応しているという点は強みでもありますね。
端末は新品だがレンタルなので返却の必要あり


どんなときもWiFiの端末は契約すると新品を無料で届けてもらえますが、レンタル扱いとなります。
解約したときには利用者負担で返却の必要があるわけですね。
どんなときもWiFiの解約日は月末となりますが、解約月の翌月5日までに返却がされないと機器損害金として18,000円を請求されてしまう可能性があります。
ほとんどのWiFiレンタル会社はそのような規定がありますので、おさえておくようにしましょう。
どんなときもWiFiの端末D1はスペックは高くない


どんなときもWiFiの取り扱っている端末はD1という機種のみとなります。
先日までU2sという機種を取り扱っていましたが、D1に機種がかわりました。ちなみに、U2sとD1にスペック差はありません。
このD1ですが、国内の最新モデルと比べるとスペックに差があります。実際にWiMAX(ワイマックス)の最新モデルのW06と比べてみましょう。
W06 | D1 | |
機種 | ![]() ![]() | ![]() ![]() |
発売日 | 2019年1月 | 2018年8月 |
最大速度(下り) | 1.2Gbps | 150Mbps |
最大速度(上り) | 75Mbps | 50Mbps |
バッテリー | 約9時間 | 約12時間 |
サイズ(mm) | 128x64x11.9 | 127×65.7×14.2 |
重さ | 約125g | 約151g |
国内専用モデルのW06と比べるとこのようにスペック差はありますね。
とはいえ、D1はクラウドWiFiが利用できる端末としては新しいモデルなので、このクラウドWiFiを利用できる端末の中ではスペックは高いということになります。
数値だけパッと見ると「D1は無制限に使えても物足りないんじゃ・・?」とも思いますが、実際に動画などの視聴に必要な通信速度はこのぐらいです。
- メールの送受信:0.5Mbps
- youTube【普通画質】:0.7Mbps
- Huluなどの動画ストリーミング【高画質】:5~6Mbps
- オンラインゲーム:5Mbps
- 4K画質動画:20Mbps~
実は、D1のスペックでも十分に動画は視聴できるんですね。
補足をすると通信速度のスペックも気になるところですが、それ以上に重視するべきポイントは対応エリアです。
とんなにスペックが高いルーターであっても、対応エリアが不十分であったり電波の受信環境が不安定だと力を発揮することができません。
どんなときもWiFiのD1は、ドコモ・au・ソフトバンクのLTE回線を利用できるので、電波の受信環境も優れていますし、通信速度に関しても大きな問題はないといえるでしょう。
どんなときもWiFiの口コミ評価


先ほどの通信速度が「ホントに実際に十分なの・・?」と感じる方もいらっしゃるかと思います。D1の実測値は口コミ評価から確認することができます。
実測値や不具合があるかなど、スペックではわからない部分は口コミ評価を確認すると分かることが多いですよ!
どんなときもWiFiのいい口コミ
どんなときもWiFiを購入しました。当初はwimax2+を検討したけど、エリア判定でNGとなり、購入を決めました。使ってみると、携帯キャリアの電波が届くとこであれば快適に使用できて、地方に所在し、また地方への出張が多い私にはピッタリです。#どんなときもWiFi
— 伊藤賢吾 (@k_ito110) 2019年3月27日
どんなときもwifi速度
中山競馬場#どんなときもwifi #速度 pic.twitter.com/JTAlpNku2I— 指数でドン (@kizuna072100) February 9, 2020
どんなときもWiFiを使い始めて1週間経過!
電波良好。今までWiMAXで切れていた地域でも使用可能になり快適。
バッテリー持ちも良好。
毎日平均3〜4GB使ってますが、速度制限なし。#どんなときもWiFi— まー (@miyamassa) 2019年3月15日
どんなときもWIFI
使ってみた
ダウンロード19.86mbps
アップロード4.22mbps
あとはどれくらい使ったら
通信規制がくるかだな#どんなときもWIFI— RINO1610 (@rino1610) 2019年3月18日
待望の「どんなときもWiFi」が到着!
とりあえず速度はこんな感じだけど、容量を気にしなくてもいいのは助かる~(*´ω`*)#おちさんの共闘文庫 pic.twitter.com/AGXM9y9fBK— おちさん (@ochisan0412) February 7, 2020
どんなときもWiFiの口コミ評価をみると、通信環境にもよりますが通信速度に関しては高画質動画を視聴するのも問題ない速度がでています。
また、大手キャリアのLTE回線を使えるとあってエリアに関しても評価が高いことが読み取れますね。
どんなときもWiFiの悪い口コミ
どんなときもWiFiの電源を入れてスピードテストをしてみたよー。
おっそーい。
遅すぎてびっくりした(笑)#どんなときもwifi pic.twitter.com/9UiRuXI2sR— レイコ (@reiko_012) February 11, 2020
どんなときもWiFiは大事な時にいつもつながらない。
サポートに事情を話し改善策やヒントを求めても利用者の居場所のせいにするばかり。
因みに速度は50kbps以下。写真の数値は良いほう。
これで賠償なし、解約したら違約金発生てめちゃくちゃ詐欺会社やでしかし👊💢 #どんなときもWiFi #ネット詐欺 pic.twitter.com/oGhDL3PUr1— Akira TANAKA (@akiratta) February 11, 2020
このようにマイナス評価もちらほらと見られました。
ほかのネット回線にも言えることですが、通信環境によって速度は変わってくるので致し方ない部分も感じますね。
おわりに


どんなときもWiFiの基本情報からメリットやデメリットまで確認してきましたがいかがでしょうか。
最後にどんなときもWiFiの評価をもう一度ご紹介します。
総合評価 (3.5) | SIMカードがいらないクラウドWiFiを利用している。3キャリアのLTE回線に対応し通信制限が一切なし。海外でも利用できる。 |
---|---|
料金 (4.0) | 完全無制限プランを月額3,480円で利用できる。口座振替にも対応しているが、やや料金は高くなる。 |
サービス (4.5) | 大手3キャリアのLTE回線に対応しているのは魅力。また、海外でも手続き不要で使える。 |
サポート (3.0) | 口コミ評価を見ると賛否両論で優れているとは言えない。 |
どんなときもWiFiの端末は、クラウドWiFiという技術によって3キャリアのLTE回線に対応しているので、対応エリアが充実している点は魅力的です。
また、海外でも使えるとあって利便性も高く、完全無制限なので家の固定回線としてもしっかり活躍してくれそうですね!
口座振替の場合は料金が高くなるといったデメリットもありましたが、クレカ払いであれば月額料金もかなり安いですし、欠点の少ないモバイルWiFiといえるでしょう。
なお、おすすめの完全無制限WiFiをまとめた記事もありますので、ぜひ参考にしてみてくださいね!


