2019年1月にWiMAXホームルーターL02が発売されました。
L02は発売当初から大きな不具合もなく、通信速度(下り)が1GbpsとWiMAXのホームルーターでは最高スペックですが、実際の使用感はどうなのでしょうか。
当記事では、L02の実際の通信速度や特徴、おすすめできる機能などをまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください!
L02の通信速度
まず、L02のスペックや基本情報について確認していきましょう。
WiMAXの最新ホームルーターL02は、最大通信速度(下り)1Gbpsのスペックですが、このパフォーマンスを発揮するためには以下の条件があります。
- 有線接続したとき
- 通信モードはハイスピードプラスエリアモード
L02を有線接続したときに加え、au 4G LTEが使えるハイスピードプラスエリアモードという通信モードを併用しなければならないことをおさえておきましょう。
あくまで通信速度1Gbpsはベストエフォート型の数値(=理論上でる数値)なので、実際にこの速度がでることはありませんが、使い方次第で光回線並みのスペックがあるということになります。
L02の実際の通信速度は?
L02に限らず通信機器は、通信環境や時間帯によって実際の通信速度は大きく変わりますので目安として考えていただければと思います。
L02の計測条件
- 場所:千葉県船橋市
- 日時:2019年8月24日~8月28日までの平日と休日
- 平日3日間、休日2日間の各時間に3回測定した平均値を算出
- 2.4GHzと5GHzをそれぞれハイパフォーマンスモードで測定
細かなデータは別記事にまとめていますので気になる方は参考にしてみてください!
実際に測定をしてみた結果がこちらとなります。
- 平日・・40Mbps~100Mbps
- 休日・・30Mbps~80Mbps
「最大通信速度1Gbpsじゃないの?」と思われるかもしれませんが、実際の通信速度はどの機種もこのぐらいですね。
家の中の通信速度は、最高スペックのW06より安定していますし比較的速いので、ちゃんと進化してることがわかりました。
また、前モデルのL01sと比べると、実測値においても速いだけではなく、家の中のアンテナレベルはいいので受信感度も向上しているといえるでしょう。
L02のデザインや大きさは?
サイズ(mm) | 93x178x93 |
重さ | 約436g |
カラー | ホワイト |
前モデルのL01sと比べると、アンテナレベルを表示するライトの位置などほとんどかわりませんが、全体的に丸みがありソフトな印象になりました。
サイズや重さも一回り小さくなり、持った感覚はそこまで重くないといった感想です。
カラーはホワイトのみで選ぶことはできませんが、どのような部屋にも合う景観を壊さないデザインといえますね。
L02の操作性は?
前モデルのL01sのときはアンテナレベルを表示するランプのところに操作ボタンがありましたが、L02はルーター上部にボタンがあります。
アップデートのときには「Updateボタン」を使い、ハイスピードモードやLTEオプションを使うハイスピードプラスエリアモードといった通信モードの切り替えは「Modeボタン」で操作します。
他のホームルーターもそうですが、L02はモバイルルーターのようにディスプレイがありませんので、スマホのように感覚的に操作することは難しいです。
最初は付属の「はじめてガイド」などをみてから操作することをおすすめします。操作方法自体はシンプルなので、あまり心配する必要はありませんよ。
また、W06などと同じようにL02はスマホのアプリから操作することも可能なので、本体から離れた位置でも遠隔で通信モードの変更などもできます。
L02の特徴やおすすめ機能
ここではL02のおすすめ機能についてご紹介します。
- 高感度アンテナ・Wi-Fi TXビームフォーミング搭載・・屋内空間にしっかり電波を飛ばすことで受信感度アップ。
- 通信モード自動切替・・ハイスピードプラスエリアモードで通信中に、設定したデータ量になると自動的にハイスピードモードに切り替えをしてくれる。
- 通信量カウンター・・通信モードごとにデータ量を確認できる。
- ベストポジション・・「HUAWEI HiLink」からL02を設置する場所の電波の強さを表示してくれる。
- Wi-Fi設定お引越し機能・・今までのWi-Fi設定情報を引き継げる。
- 5GHz優先機能・・2,4GHzより5GHzの電波レベルが良ければ、自動的に5GHzに切り替えをしてくれる。
L02は高感度アンテナやビームフォーミング搭載によって、前モデルのL01sよりも受信感度の優れたホームルーターです。
ぼくはL01sも使っていましたが、部屋の奥でもL02の方がアンテナレベルは安定しています。
また、L02のおすすめ機能でいうと⑥5GHz優先機能です。電波レベルに応じて2.4GHzと5GHzを切り替えてくれるので、自動で最適な設定をしてくれるというわけですね。
W06やWX05といったモバイルルーターでは2.4GHzと5GHzを同時に利用することができませんので、2つの周波数帯を同時利用できるL02の強みといえます。
ほかの機能に関しては、同時期発売のモバイルルーターW06にも搭載されています。
L02を契約するなら!おすすめプロバイダ!
L02で機種が固まったという方に、どのプロバイダで契約するとL02をお得に契約できるかということをご紹介しておきます。
キャッシュバック最大○○円というのは機種が限られていることも多いので、L02を契約するのに1番最適なプロバイダを選んでみてください!
L02のおすすめプロバイダ
2020年11月の3年契約最安値はGMOとくとくBBです。
L02のキャッシュバックは31,000円と最高額を受け取ることができます。
キャッシュバックの受け取り方法は事前に確認しておくと安心です。キャッシュバックの詳しい内容は、詳細ページに記載していますので、参考にしてみてください。
総合評価 (4.5) | キャッシュバックプランの場合、受け取りは気をつける必要はあるが、トップクラスに安い。 |
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料金 (5.0) | 毎月最安値を記録しており、キャッシュバック額が多い。月額割引プランなども選ぶことができる。 |
サービス (3.5) | オプションは標準レベルだが、最新機種はすべて取り扱っており、auスマートバリューmineにも対応。 |
サポート (2.5) | 口コミを見ると電話はつながりにくく、サポートの対応もあまりよくない。 |
BIGLOBE WiMAXは、キャッシュバックを翌月に受け取れるプロバイダです。
最新機種は1年契約に対応しているほか、キャッシュバック15,000円を受けることができます。また、サポートも高評価とあまり穴のないプロバイダといえます。
契約中に割安料金で機種変更もできるとサービスも魅力的です。
総合評価 (4.0) | 最安値ではないが、キャッシュバックの受け取りは簡単でほぼ確実にもらえる。サポートも評価が高い。 |
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料金 (3.5) | 実質月額料金は安くないが1年契約ができる。違約金も1,000円とかなり安い。 |
サービス (3.5) | 最新機種はすべて取り揃えあり。機種変更サービス、auスマートバリューmineにも対応。 |
サポート (4.0) | 口コミを見るとサポートの質は高く、メールの返信も比較的早い。 |
Broad WiMAXは月額割引プランなので、キャッシュバックの申請がいりません。毎月の支払い額を安くしたいという方はBroad WiMAXがおすすめですね。
申し込んだその日にWiMAXを受け取りができる店舗受け取りサービスや他社からの違約金を負担するサービスなど独自のキャンペーンを実施しています!
総合評価 (4.0) | 最短即日でWiMAXを使える店舗受け取りに対応。最安値ではないものの料金は安い。 |
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料金 (4.0) | キャッシュバックがなく、月額割引で確実に割引を受けられる。プロバイダの中でも料金は安い。 |
サービス (4.5) | 最新機種は全て取り扱っている。店舗受取サービスや違約金負担など独自のサービスやキャンペーンが充実。 |
サポート (3.0) | 口コミをみると、サポートの対応は賛否両論。 |
以上がL02のおすすめプロバイダとなります。上記の3つの中のどれかを選べばお得にWiMAXを利用できます。
それぞれの特徴は「詳細ページ」を確認してみてください!
まとめ
L02の実際の通信速度や特徴、おすすめ機能などをまとめました。
WiMAXの最新のホームルーターとあって、L02はL01sよりスペックも高く受信感度も優れています。
また、L02は口コミ評価も高く大きな不具合報告もないので、家の中でしか使わないという方は筆頭候補といえるでしょう。
L02を検討されている方は、当記事をぜひ参考にしてみてください!
なお、20社以上あるWiMAXプロバイダの中でも、おすすめのプロバイダをまとめた記事もありますので、ぜひ参考にしてみてください。