WiMAX(ワイマックス)には、ギガ放題というデータ通信量無制限プランがありますが、3日で10GB以上消費すると速度制限にかかります。
速度制限を回避するには、データ通信量を把握することが重要なのですが、WiMAX(ワイマックス)はどのように通信量を確認できるのでしょうか。
当記事では、WiMAX(ワイマックス)のデータ通信量の確認方法をまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください!
WiMAXの速度制限条件をおさらい
WiMAX(ワイマックス)は基本的にFlatツープラス(月間データ量7GB)とギガ放題(月間データ量無制限)の2種類の料金プランから選ぶことができます。
ギガ放題に関しては無制限プランではあるものの、3日で10GB以上のデータ量を消費することで速度制限の対象となります。
ちなみにこのギガ放題で無制限にできる通常の通信のことを、WiMAX(ワイマックス)ではハイスピードモードといいます。
ハイスピードモードの速度制限
- 対象:3日で10GB以上のデータ量消費
- 時間:翌日の18時~翌々日の2時までの8時間
- 速度:1Mbpsに制限
Flatツープラスは7GBと容量が決まっているのでデータ量を確認することの意味をイメージしやすいですが、ギガ放題であっても速度制限を回避するために管理することは重要なんですね。
10GBのデータ量でできることの目安は別記事にまとめていますので、参考にしてみてください!
【重要】ハイスピードプラスエリアモードの速度制限
WiMAX(ワイマックス)は上でご紹介したハイスピードモードとは別に、au 4G LTEが使えるハイスピードプラスエリアモードをオプションとして使うことができます。
ハイスピードプラスエリアモードはauスマホと同じ電波を利用できるので、地下などで安定した通信ができるので利便性は高いです。
ですが、ハイスピードプラスエリアモードは月に7GBまでしか使えません。7GBを超えてデータ量を消費してしまうと速度制限の対象となります。
ハイスピードプラスエリアモードの速度制限
- 対象:月に7GBを超えたデータ量を消費
- 時間:月末まで
- 速度:128Kbpsに制限
このハイスピードプラスエリアモードで速度制限にかかってしまうと、月末までずっと制限がかけられてしまいます。
また、通信速度は128Kbpsとスマホと同じ速度制限なので、かなり遅くなってしまいます。
ハイスピードプラスエリアモードを使う際には、特にデータ量の確認がとても大事というわけですね。
WiMAXのデータ通信量の確認方法
では、実際にWiMAX(ワイマックス)のデータ量を確認する方法ですが、主にこの2点です。
WiMAXのデータ量の確認方法
- WiMAXルーターの通信量カウンターを確認
- 契約プロバイダのマイページから通信量を確認
WiMAXルーターの通信量カウンターを確認
最近発売されたWiMAXルーターであれば、すべて通信量カウンターという機能が搭載されています。
あくまで目安ということですが、簡単かつタイムリーにデータ量を確認できるので一番おすすめの方法です。
また、最新機種であれば通信量カウンターで設定したデータ量に達した時点で通信モードを切り替えたり、通信を停止してくれる機能もありますので、データ量の使い過ぎは簡単に防ぐことができます。
契約プロバイダのマイページから通信量を確認
UQ WiMAXやプロバイダでWiMAX(ワイマックス)を契約しますが、そのマイページから通信量を確認することもできます。
例えば、UQ WiMAXの場合はマイページにログイン後「料金案内」⇒「通信量照会」と進めば、日にどのぐらいのデータ量を使ったのかを確定情報として確認することができます。
データ量の確定情報はプロバイダによって更新時間が違いますが、正午から15時までに更新されることが多いです。
そのほか、スマホだけしかWiMAX(ワイマックス)と接続しないという方は、スマホアプリの「通信量チェッカー」を利用するという方法もあります。
ただ、ほとんどの方がスマホ以外にもPCやタブレット、ゲームなどを接続するかと思いますので、WiMAX(ワイマックス)のデータ量を知る上では、あまり実用的ではないかもしれません。
おわりに
WiMAX(ワイマックス)の通信量を確認する方法についてまとめてみました。
WiMAX(ワイマックス)はギガ放題といった無制限プランはありますが、速度制限にかからにようにしっかりデータ量を管理することをおすすめします。
なお、20社以上あるWiMAXプロバイダの中でも、おすすめのプロバイダをまとめた記事もありますので、参考にしてみてください!