WiMAXを検討している方にとって、やはり速度制限は気になる方は多いかと思います。
WiMAXは、データ消費量無制限の「ギガ放題プラン」でも、3日間で10GB以上データ消費をすると一定期間1Mbpsの通信速度制限がかかってしまいます。
とはいえ、この10GBというデータ量で何ができるのかはイメージがしづらいですね。
当記事では、WiMAXの速度制限対象となる10GBでできることを中心にまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください!
WiMAXの速度制限とは
WiMAXのデメリットでもご紹介していますが、WiMAXは3日間でデータ量10GB以上消費すると、翌日の18時~翌々日の2時までの8時間は速度制限(1Mbps)がかかります。
1Mbpsと言われても想像ができない方も多いかと思いますが、簡単に言うとYouTubeの標準画質動画は、速度制限にかかっても快適に観れる速度です。
とはいえ、速度制限はできればかかりたくないですから、10GBが何ができるのか目安を知っておくと役に立つはずですね。
WiMAXの速度制限対象の10GBでできること
WiMAXの速度制限対象となる10GBについて、少し掘り下げて解説します。
実際に、10GBのデータ量で何ができるのかということを身近なことを中心にまとめてみました。
パソコン | スマホ | |
Yahoo!閲覧 | 約24,000回 | 約32,000回 |
LINE画像送信 | 約20,000回 | 約20,000回 |
YouTube (HD) | 約13時間 | 約17時間 |
Hulu (HD) | 約16時間 | 約30時間 |
Spotify (高音質) | 約139時間 | |
オンラインゲーム | 約30時間 | 約63時間 |
Yahoo!やLINEだけで、3日で10GB使うことはほぼないので、気兼ねなく使えると思います。
また、音楽ストリーミングサービスで有名なSpotifyでは、高音質で再生し続けてもそこまで大きなデータ量にはなりません。
仮に1日中音楽を流し続けても3日間で10GB消費することはないですね。
今回は、データ容量の多い動画関係を中心に説明していきます!
WiMAXで動画視聴はどのぐらいできる?
まず、動画のデータ消費量に関しては、画質と画面のサイズによってデータの消費量は全然違います。
つまり、フルHD(=ブルーレイ画質)や4K画質で観ようと思うと、データ消費量はかなり増えるので視聴できる時間は減ることになりますし、標準画質(=DVD画質)で視聴する分には上の表の倍ぐらいは観れると考えていただければ大丈夫です。
参考ですが、YouTubeのフルHD画質で動画を観ようとすると、約7時間で10GBのデータ消費量に達することになります。
また、YouTubeとHuluで比較するとわかるのですが、動画配信サービスによってもデータ消費量が違うので、視聴時間に差がありますね。
WiMAXでオンラインゲームはどのぐらいできる?
オンラインゲームは、意外にも動画よりもデータ消費量は少ないです。
だいたいテレビでオンラインゲームをすると1時間の消費量が200~300Mbps程度で、スマホはその半分程度の150Mbpsという結果でした。
動画にも言えることですが、動きのあるゲームや動画はデータ量が大きいので消費量も大きくなります。表の時間は目安と考えてください。
オンラインゲームについて少し補足をすると、通信速度以上にping値(レスポンスの速さ)が重要となります。
気になる方はこちらの記事も参考にしてみてくださいね!
おわりに
データ消費量が多い動画中心のお話になってしまいましたが、WiMAX(ワイマックス)の速度制限対象となるデータ量10GBについて解説してきました。
WiMAX(ワイマックス)は、3日間で10GB以上データ量を消費すると、速度制限にかかってしまいますが、これをデメリットとする方もそこまで多くないと思います。
個人的には、この速度制限ルールが問題なければ、それ以外のデメリットはあまり気にならないかと思いますよ。
なお、20社以上あるWiMAXプロバイダの中でも、おすすめのプロバイダをまとめた記事もありますので、ぜひ参考にしてみてください!