現在、WiMAXはモバイルルーターのイメージが強いですが、ホームルーターも毎年新作が発売されています。
実はWiMAXのホームルーターは、2019年総合満足度1位を獲得しているんですね！(参照：【公式】UQ WiMAX)
中にはモバイルルーターの方がスペックが高い機種もあるので、家でしか使えないホームルーターを選ぶ必要性がいまいちわからない・・という方も多いかと思います。
当記事では、家の中でなぜホームルーターがおすすめなのか、また、現在発売中のWiMAXのおすすめホームルーターや料金プランまで解説しますのでぜひ参考にしてみてください！
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そもそもWiMAXは家の固定回線として使える？
家の固定回線といえば、光回線やADSLのイメージがありますが、「WiMAXはそもそも固定回線として十分な通信速度はあるの？」と気になる方も多いでしょう。
通信環境や時間帯によって通信速度に差はありますが、実際にぼくが複数のモバイルルーターやホームルーターで測定したときは家であれば30Mbps～100Mbpsほどでした。
以下の表は実際にメールや動画を快適に利用するために、どのぐらいの通信速度が必要になるかをまとめたものです。
- メールの送受信：0.5Mbps
- youTube【普通画質】：0.7Mbps
- Huluなどの動画ストリーミング【高画質】：5～10Mbps
- オンラインゲーム：5Mbps
- 4K画質動画：25Mbps
実は動画を視聴するにしても思ってたよりも通信速度は必要がないことがわかります。
WiMAXは通信速度に関しては固定回線としても十分といえますので、その点は心配はいりません。
WiMAXを家で使うならホームルーターを選ぶ！
WiMAXには家でも外でも使えるモバイルルーターがある中、なぜ屋内専用のホームルーターがあるのかということについて触れておきます。
ホームルーターがモバイルルーターよりも優れている点はこの2点です。
- コンセントからの電源供給なので送信出力が強く電波が安定する
- 通信速度(上り)はホームルーターの方が実測値が高い
ホームルーターは送信出力が強い
WiMAXだけではありませんが、ホームルーターは基本的にバッテリー搭載がないのでコンセントから電源を引っ張ってくるわけですね。
ホームルーターは安定した電力を確保できるので、送信出力にムラがなく強い電波を発信するすることができます。
コンセントがない外では使えませんが、一定範囲の空間におけるWiFi環境はモバイルルーターよりもホームルーターは優れているといえます。
モバイルルーターと比べて実際の通信速度に差がある
WiMAXのモバイルルーターとホームルーターの通信速度を実際に測定すると、通信速度(上り)に差がでることがわかります。
通信速度の下りと上り
- 下り・・・受信のこと。画像のダウンロード、動画を視聴、メールの受信など
- 上り・・・送信のこと。画像をSNSにアップロード、メールの送信など
通信環境や時間帯によってかわりますので一概には言えませんが、実際の通信速度を家の中で測定するとこのように差がありました。
WiMAXの通信速度(上り)
- モバイルルーター：1～2Mbps
- ホームルーター：4～7Mbps
通信速度(下り)に関しては大きな差はありませんが、通信速度(上り)は大きく差がありますので、画像や動画のアップロードなどをされる方はホームルーターの方が断然おすすめといえます。
WiMAXの最新ホームルーターの実測値をまとめた記事もありますので、参考にしてみてください。
モバイルルーター専用のクレードルを利用すると通信速度があがる!?
WiMAXのホームルーターは家の中ではモバイルルーターよりパフォーマンスは高いですが、もちろんモバイルルーターでも家の中で十分活躍してくれます！
そんなモバイルルーターにも、「クレードル」というWiMAXルーターを充電したり、有線接続を可能にする拡張機器があります。
WX05やWX04といったNEC製品限定ですが、専用のクレードルには上記の機能のほか、電波増強アンテナがついているので家の中でも通信速度の向上が期待できます！
クレードルの機能に関しては、別記事に詳しくまとめていますのでぜひ参考にしてみてください！
WiMAXのホームルーターのおすすめは？
| HOME 02 | L02 | |
| 機種 |  |  |
| 発売日 | 2020/1/30 | 2019/1/25 |
| 最高速度 (下り) | 440Mbps | 1Gbps |
| 最高速度 (上り) | 75Mbps | 75Mbps |
| au 4G LTE | 〇 | 〇 |
| 接続台数 | 20台 | 42台 |
| サイズ (mm) | 50×118×100 | 93x178x93 |
| 重さ | 約218g | 約436g |
| カラー | ホワイト | ホワイト |
| おすすめ度 |
WiMAXのホームルーターは毎年発売されますが、現在の最新モデルはHOME 02とL02の2機種です。
どちらにも特徴がありますので、簡単にご紹介していきます！
WiMAX HOME 02の特徴
NEC製造モデルの最新ホームルーターHOME 02について気になる特徴をピックアップしました。
WiMAX HOME 02の通信速度
WiMAX HOME 02の最大通信速度は下り440Mbps、上り75Mbpsと前モデルのWiMAX HOME 01とまったく同じです。
L02と比べるとスペック差がありますが、最大通信速度440Mbpsあれば動画の視聴などは基本的に問題ありません。
WX06もそうですが、NEC製造モデルはどちらかというと機能面に力を入れている印象です！
通信速度の下りと上り
- 下り・・・受信のこと。画像のダウンロード、動画を視聴、メールの受信など
- 上り・・・送信のこと。画像をSNSにアップロード、メールの送信など
WiMAX HOME 02の端末接続台数
WiMAX HOME 02の最大接続台数は20台と、WX06やW06といったモバイルルーターより少し多いですが、L02の半分ほどになります。
20台接続できれば十分という方も多いかと思うので、個人的にはそこまで気にしなくてもいいかと思います。
個人や数人程度であれば問題ないと思いますが、「大人数で使いたい」、「一人ひとり、接続する端末が多い」という方はL02の方がいいかもしれません。
WiMAX HOME 02の新機能：電波の広がりを強化
参照元：【公式】GMOとくとくBBWiMAX HOME 02は前モデルとスペックはほとんど変わりませんが、水平方向における電波のエリアが25%拡張しています。
今まで電波の届きにくい部屋などもエリア内になる可能性が高くなり、受信感度の向上が期待できるでしょう。
WiMAX HOME 02の評価まとめ
| 総合評価 (4.0) | WiMAX HOME 01とスペックはほとんど変わらないが、WiFi性能は向上している。 |
|---|---|
| デザイン (3.5) | 白を基調としたデザインは置き場所に困らない。楕円形なので好みはわかれるかもしれない。 |
| 通信性能 (4.0) | スペックだけではなくWiFi性能を強化しているので受信感度もよくなっている。 |
| 操作感 (3.0) | WiMAX HOME 01とほぼ変わらず。画面がないので、説明書は読む必要があるが、ソフトバンクエアーなどと同じ。 |
| サイズ (5.0) | WiMAXホームルーター史上、最もコンパクトで軽量。 |
WiMAX HOME 02は前モデルと比較して、スペックは大きく変わりませんが、WiFi性能の強化などが盛り込まれていましたね。
また、サイズはWiMAXのホームルーターの中では断トツでコンパクトなので、「できるだけ小さいホームルーターがいい」という方は、筆頭候補となります。
さらにWiMAX HOME 02の機能が知りたいという方は、こちらの記事も参考にしてみてください！
Speed Wi-Fi HOME L02の特徴
HOME 02に対して、ファーウェイ製のL02は高スペックですが、機能面はどうなのでしょうか。
こちらもおすすめの機能を中心に解説していきます！
L02の通信速度
引用：【公式】GMOとくとくBBL02の最大通信速度(下り)は1Gbpsと光回線と同じぐらいのスペックがあります。
また、最大通信速度(上り)は75Mbpsと前モデルL01sの30Mbpsを上回っています。
頻繁に画像や動画のアップロードがメインの方でなければ十分な通信速度と考えて大丈夫です。
通信速度の下りと上り
- 下り・・・受信のこと。画像のダウンロード、動画を視聴、メールの受信など
- 上り・・・送信のこと。画像をSNSにアップロード、メールの送信など
L02の端末接続台数
| 2.4GHz | 5GHz | |
| 接続台数 | 20台 | 20台 |
L02は2.4GHz帯と5GHz帯の電波を同時に利用できますが、それぞれ20台までスマホやPCなどと接続することができます。
L02の裏側にLANポートが2つありますので、有線接続は最大2台まで可能です。
L02の機能：4本の高感度アンテナ搭載で受信感度UP
引用：【公式】UQ WiMAX4本の高感度アンテナを搭載することで360度までしっかり電波を飛ばずことができるようになりました。
さらにW06やライバル機種のWiMAX HOME 01にも搭載されているWi-Fi TXビームフォーミング搭載で接続端末を検知し、効率よく電波を飛ばすこともできます。
これにより、電波環境が中～弱の場所でも前モデルのL01sと比べて受信感度が30%向上しています。
L02の評価
| 総合評価 (4.5) | 1Gbpsのスペックは魅力。アンテナ搭載により通信機能を強化。口コミ評価も高い |
|---|---|
| デザイン (4.0) | 白を基調としたデザインは置き場所に困らない。円形で見栄えもいい。 |
| 通信性能 (4.5) | スペックだけではなくアンテナを搭載することで受信感度もよくなっている。家の中における実測値も高い。 |
| 操作感 (3.0) | 画面がないので、説明書は読む必要があるが、ソフトバンクエアーなどと同じ。 |
| サイズ (3.0) | サイズや重量は標準。ライバル機種のHOME 01の方がコンパクト。 |
L02はホームルーターとしてはスペックがWiMAX史上最速のモデルです。
高感度アンテナを搭載したことで、L02のパフォーマンスにもかなり期待できそうですね。価格ドットコムの評価もかなり高いです。
HOME 02とL02はどっちがおすすめ？
L02とHOME 01のスペックや機能、評価などをみてきましたが、おすすめの最新ホームルーターは口コミ評価も高いL02です。
HOME 02も決して悪くないですが、L02はそれ以上に評価が高い印象です。
まとめ
WiMAXのホームルーターの特徴や最新ルーターなどを解説してきました！
モバイルルーターのイメージが強いWiMAXですが、ほとんど家でしか使わないという方はホームルーターを検討してみましょう。
モバイルルーターかホームルーターかが決まったら、こちらの記事を参考に、自分に合ったプロバイダ選びをしてみてください！
GMOとくとくBB
カシモWiMAX
BIGLOBE WiMAX
