最近はいろいろなところで無料のWi-Fiスポットがあって、一昔前に比べたらかなり便利になりましたね。
WiMAX(ワイマックス)の通信は果たして本当に安全なのか、そして、暗号化されていないWi-Fiに接続したらどんな危険があるのでしょうか。
当記事ではこのあたりをわかりやすく解説していきたいと思います。
Wi-Fiのセキュリティ
Wi-Fiとはパソコンやスマホなどの対応機器が、無線でインターネット接続できる技術のことです。
このWi-Fiによって、LANケーブルがなくても電波が届く範囲であればいつでもインターネットに接続することができます。
非常に便利なWi-Fiですが、電波の届く範囲にいる人であれば誰でもWi-Fiに接続できるということになります。
もし、悪意の持った人が同じアクセスポイントに接続していたとしたら・・と考えるとけっこう怖いですね。
つまり、Wi-Fiを使う場合はセキュリティがしっかりしているのかを確認することはとても重要なことなんです。
WiMAXのセキュリティは安全?
本題ですが、結論から言うとWiMAX(ワイマックス)の通信は安全です。(100%とは言い切れませんが。)
WiMAX(ワイマックス)に限らず携帯電話なども、プライベートIPアドレスが割り当てられているので、回線元のUQ WiMAXにおいて最新技術で回線の暗号化がされています。
WX05やWX04などの機種によっては、「Wi-Fi暗号化強化」という機能もありますので、通信のセキュリティをさらに強化することもできます。
WX05やWX04は通信が途切れたりした場合、このWi-Fi暗号化強化の解除をすることで改善することがあります。(UQ公式より)
セキュリティ面に関してはWi-Fi暗号化強化をオフにしていてもAESによりデータは暗号化され通信されますので、基本的なセキュリティ機能は問題ないと考えて大丈夫です。
公衆無線LANの通信は安全?
UQ WiMAXを契約していれば、有料のアクセスポイントが無料で使えるので気になるポイントですよね。
公衆無線LANに関しては、通信方式だけで考えればWPA2などの暗号化された通信を提供しています。
WiMAX(ワイマックス)や携帯電話のキャリア回線と違う部分は、同じアクセスポイントに不特定多数の人が接続する点で、その分データ盗聴のリスクは高くなるといえます。
当然ながら、空港や観光地、ホテルなどでパスワード設定がされていない無料のアクセスポイントはさらにリスクは高くなりますよね。
野良Wi-Fiには絶対接続しない
野良Wi-Fiとは身元不明のアクセスポイントのことです。悪意の持った人が仕込んでいる場合、クレジットカードの情報を抜き取ったり、ウィルスに感染するなどの危険性がありますので、十分注意が必要です。
Wi-Fiのリスクとは?
不特定多数の人が同じアクセスポイントを使ったり、通信が暗号化されていない場合、データを盗聴されるリスクが高くなります。
公衆無線LANなどは非常に便利ですが、空港やホテルなどではパスワードなしで誰でも気軽に繋げることができますよね。
いわゆるハッカーにとっては、簡単に不特定多数の人と同じアクセスポイントに簡単に接続できてしまうので、ハッキングなどのリスクも高くなるといえます。
便利な反面、セキュリティはどうしても甘くなってしまうので、そのリスクは知っておくことが大事です。
通信セキュリティを強化する方法とは?
通信セキュリティを強化する方法の中でも、簡単にできる対策は以下の2点です。
セキュリティ強化方法
- OSやiOSは最新の状態にしておく
- セキュリティソフトを入れる
OSやiOSのアップデートをすることは非常に重要で、ぼくたちはよく機能面のアップデートに期待してしまいますが、セキュリティ面の強化もこのアップデートには組み込まれています。
ハッキング技術も日々進化していきますから、セキュリティも進化していかなければならないんですね。
また、セキュリティソフトを入れることで、外部からの侵入を防いでくれますので、大切なデータを取り扱う人にとっては必須項目といえるでしょう。
WiMAX(ワイマックス)も定期的にファームウェア更新(=アップデート)がありますので、忘れずに実施してくださいね。
まとめ
WiMAX(ワイマックス)の通信セキュリティの安全性や強化方法などを解説してきました。
公衆無線LANはホントに便利で誰でも気軽に利用できます。神経質になる必要はありませんが、リスクがあることは知っておくといいかと思います。
特に先にご紹介した身元不明のアクセスポイントに繋ぐことはかなり危険ですので、これだけは絶対に避けましょう。
自分でできる対策をしっかりしておけば、ある程度は通信セキュリティを脅かすリスクは減らせます。
また、個人情報関連のやり取りは、なるべくWiMAX(ワイマックス)や携帯電話のキャリア回線などセキュリティ面が安全な通信で行うようにしてみてください。
なお、20社以上あるWiMAXプロバイダの中でも、おすすめのプロバイダをまとめた記事もありますので、ぜひ参考にしてみてください!