WX04はデザインやサイズなどの評価が高いWiMAX(ワイマックス)の人気モデルですね。過去モデルのWX03と比べて格段にバッテリー性能がよくなり、新しい機能も搭載されました！
実際のところWX04のスペックや使用感はどうなのでしょうか？当記事では、WX04の機能や口コミ評価、デメリットなどを詳しくまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください！
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WiMAXルーターWX04のスペックとは？
| 製品名 | Speed Wi-Fi NEXT WX04 |
| 製造元 | NECプラットフォームズ |
| 発売日 | 2017年11月1日 |
| 最大速度 (下り) | 440Mbps |
| 最大速度 (上り) | 75Mbps |
| au 4G LTE | 〇 |
| 重量 | 約128g |
| サイズ (mm) | 111×62×13.3 |
| UIMカード | Nano IC |
| バッテリー | 3,200mAh |
| 通信時間 | ハイパフォーマンス 約8.1時間 |
| ノーマル 約11.5時間 | |
| エコ 約13.8時間 エコ(Bluetooth接続時) 約16.6時 | |
| 接続台数 | 10台 |
| カラー | アクアブルー クリアホワイト |
WX04の通信速度
引用：【公式】UQ WiMAXWX04の通信速度は440Mbpsとなります。「2.4GHz帯」と「5GHz帯」の2種類の周波数帯域を使えるのですが、「5GHz帯」利用時は最大速度が867Mbpsとなります。
周波数帯域の詳しい説明は別記事に載せていますので、興味のある方は参考にしてくださいね。
少し補足にはなるのですが、最大速度でベストエフォート型のサービスなんて言葉聞いたことありませんか？
ベストエフォート型のサービスとは理論上出せる速度(=理想値)ということになります。
WX04に限らずですが最大速度440Mbpsはまずでませんし、WiMAX(ワイマックス)は実測20Mbps～70Mbpsぐらいだと考えて下さい。
通信速度を重視して選んでも、WiMAX(ワイマックス)を使う環境によって通信速度は違ってきますので、使用感や口コミをもとに選んでみましょう。
WX04は3,200mAhの大容量バッテリー
引用：【公式】UQ WiMAXバッテリーの持ちはノーマルモードで約11.5時間とかなり優秀な数字です。バッテリー性能に関しては現発売モデルの中でもかなり優れています。
WX04も3種類のモードが用意されているので、利用環境に合わせて設定できます。
WX04のバッテリー持続時間
- ハイパフォーマンスモード・・・約8.1時間
- ノーマルモード・・・約11.5時間
- バッテリーセーブモード・・・約13.8時間
WX04新機能：スケージュール機能により電池持ち向上
引用：【公式】GMOとくとくBB WiMAXライフサイクルに合わせて「休止状態」や「電源OFF」にする設定で、それにより電池の消耗を減らすことができます。
例えば夜の22時に電源をOFF、朝の6時に電源をONにするという設定をしておけば、自分で電源をOFFにしなくても勝手に実施してくれるようになります。
WX04新機能：一時的にau 4G LTEを使える「ワンタイム」機能
こちらはau 4G LTEの使い過ぎを防止するための機能です。
WiMAX(ワイマックス)の電波が入りにくい場所でも、au 4G LTEであれば通信ができるのはとても便利ですが、au 4G LTEはオプションなので月に7GBまでと上限があります。
この上限を超えると、ギガ放題でもその月は128kbpsという超低速な制限がかけられてしまいます。(ヤフーのトップページを開くのに30秒以上かかります。)
それを防止するためにすぐ切り替えができるようにトップ画面から操作できるようになっています。また、スマホのアプリからも操作が可能です。
WX04新機能：au 4G LTEの使い過ぎを防止する通信量の上限設定機能
LTEオプションの使い過ぎを防止するための機能です。LTEオプションを利用したハイスピードプラスエリアモードの上限を設定しておくと、データ量が上限に達した時点で通信を止めてくれます。
WX04新機能：Wウイング＋ビームフォーミング機能追加でWi-Fi機能強化
引用：【公式】GMOとくとくBB WiMAXクレードル(別売り)を利用した機能です。クレードルについている「Wウイングアンテナ」によってスマホやパソコンなどに電波をしっかり飛ばし、室内でも快適にWi-Fiをつなげます。
WX04ではさらにビームフォーミング技術により、よりWi-Fiの電波を集中して各端末に飛ばすことができるようになりました。
引用：【公式】GMOとくとくBB WiMAXWX04の口コミ評価や評判は？
ここではWX04の代表的な口コミをご紹介していきます。
WX04のいい口コミ
wx04今日届いた
今のところは不具合なくて接続も無事に出来て一安心
クレードルの効果かな？上りのスピードが倍くらいになってうれしい
（下がwx02、上がwx04のスピードテストの結果）
これで、何事もなければどこかのクラウドを借りようかな pic.twitter.com/fTLUJhiara— かな (@tomojune2) 2017年12月11日
Wimax端末のWX03が充電できなくなったので急遽WX04を購入。
まだ18ヶ月未満だったので￥12k払うハメに。キャリアと契約してないのでこれないと起動速度はほぼ同じ、本体は少し大きめ。WPS対応ルーターから設定を引き継げる。
一番のメリットはUSB type-Cかな— tango (@tango_default) 2018年7月14日
WiMAX2+ルーターをWX02からWX04に機種変更して数日。
下り最高速度が220Mbpsから440Mbpsになったけど、Webサイト閲覧やゲームアプリで遊んだりする分には違いがわからない。
だけどデータをダウンロードする時はかなり速くなった気がする。あと、バッテリーがかなり長く持つようになった気もする。
— HORIZON (@twit_horizon) 2018年6月9日
バッテリーの持ちに関しては実際に少し良くなったという意見もみられました。ディスプレイが大きいですが、サイズに関しても大きすぎず女性でも持ちやすいとの声もありました。
WX04の悪い口コミ
WiMAXのWX04って機種、評判悪いのね。。最近、接続済みなのにインターネットに接続できない事が多過ぎる。パソコンとタブレット・スマホを同時接続すると調子が悪くなる
— 蜜柑 (@8282orange3373) 2018年7月17日
Speed Wi-Fi NEXT WX04
何だろう～？勝手に再起動かかるアップデートもしてるのに～。動画やLINE電話切れちゃうの辛いNECさん電波弱くなっても再起動かからないようにしてほしい#NEC#Wi-Fi#改善希望— 松下美枝 (@bluIKfHnxwsNErx) 2018年6月13日
口コミ評価の低さは通信性能に関するものが大多数でした。2018年5月のアップデートで多少の改善はみられるものの、不具合が発生しやすい機種といえそうです。
口コミを見ると電波は立っているのにネットにつながらない、いわゆる「パケ詰まり」が起きやすい機種ですが、ファームウェア更新(=アップデート)で直った方もいるようです。
ぼくもこのWX04を持っていますが、再起動を1日1回はしないと「パケ詰まり」を起きていましたが、設定を変えることで今は問題なく使えています。
「WX04のファームウェア更新したのに直らない・・」という方は、参考にしてみてください。
WX04のデメリット・注意点
WX04のデメリットはこの1点となります。
- パケ詰まりによる不具合が出やすい
WX04はパケ詰まりによる不具合が出やすい
これは先ほどの口コミでも確認ができましたが、WX04はWi-Fiがつながっているのに通信ができないといったパケ詰まりが起きやすい機種です。
2018年5月のファームウェア更新で多少の改善がみられますが、まだ不具合があるという方もいるようです。
ぼくは先ほどご紹介した記事の通りに設定をかえたところWX04のパケ詰まりは解消されましたが、不具合数が多いだけに避けた方がいいというのが率直な意見です。
W05・WX04・L01の中でおすすめ機種は？
残念ながらWX04はおすすめのWiMAXモデルには入りません。現在のWiMAXモデルの中でおすすめの機種はこちらですね。
- 家でも外でも使う・・W05
- 家の中だけ使う・・L01s
W05は通信性能の評価が高く、搭載機能も文句なしです。モバイルルーターなので外でも大活躍してくれますし、家の固定回線としても十分な性能があるといえます。
L01sはホームルーターとあって、家の中における受信感度はW05やWX04のモバイルルーターよりも優れているといえます。
最大速度が440MbpsとW05よりスペックが低いと気になられるかもしれませんが、家の中の実測値はL01sの方が通信速度は安定しています。
詳しい内容はこちらの記事を参考にしてみてください。
WX04のおすすめプロバイダ
WX04は基本的に3年契約となります。
現在は、最新モデルのWX05を取り扱うプロバイダが多くなり、WX04は本家のUQ WiMAX以外ではほとんど取り扱いがなくなりました。
WX04に関しては不具合もあった機種なので、キャンペーン特典も豊富な最新モデルのWX05をおすすめします。
まとめ
WX04のスペックや評価についての解説は以上となります。
最後にWX04の機能や口コミ評価、デメリットをもとに評価をまとめるとこのようになります。
| 総合評価 (2.5) | 多機能でデザインも評価が高いが、通信が途切れたりしやすい機種。 |
|---|---|
| デザイン (4.5) | デザインは比較的高評価。 |
| 通信性能 (2.0) | パケ詰まりが起きやすく通信が切れやすい。設定である程度の改善はできる。 |
| 操作感 (3.0) | メニューの階層がやや分かりにくいという声あり。 |
| サイズ (3.5) | スッキリした持ちやすい大きさ。 |
WX04はデザインやサイズが高評価なのに対し、通信性能が口コミ評価が悪いです。
ファームウェア更新(=アップデート)で多少の改善報告がありますが、現状は他の機種を選んだ方がいいでしょう。
なお、20社以上あるWiMAXプロバイダの中でも、おすすめのプロバイダをまとめた記事もありますので、ぜひ参考にしてみてください！
GMOとくとくBB
カシモWiMAX
BIGLOBE WiMAX
