WiMAX(ワイマックス)のW05は、スペックが高いこともあって、多くのサイトでおすすめとされていますが、実際の使用感はどうなのでしょうか。
ぼくが実際にW05を7ヶ月程度使ってみた感想を、客観的な口コミ評価もご紹介しながら包み隠さずご紹介してみたいと思います!
W05の実際の通信速度は?
W05はWiMAX(ワイマックス)の中でもスペックが高いですが、スペックの基本情報と実際の通信速度についてご紹介します。
W05のスペック上の通信速度
最大速度 (下り) | 758Mbps |
最大速度 (上り) | 112.5Mbps |
W05の最大速度(下り)は708Mbpsでしたが、アップデートにより758Mbpsとスペックが向上しました。
この最大速度(下り)の758Mbpsは、LTEオプションを併用したハイスピードエリアモードを利用した数値なので、ギガ放題で無制限に通信できません。
LTEオプションはギガ放題でも月に7GBまでしか使うことができないためです。
ギガ放題で無制限に通信する場合、最大速度(下り)558Mbpsとなりますが、WiMAX(ワイマックス)機種の中では高いスペックです。
- 下り・・・受信のこと。画像のダウンロード、動画を視聴、メールの受信など
- 上り・・・送信のこと。画像をSNSにアップロード、メールの送信など
W05の実際の通信速度とは?
W05に限らず通信機器は、通信環境や時間帯によって通信速度は変わってきますので、参考程度で考えて下さい。
計測条件
- 場所:千葉県船橋市
- 日時:2018年5月30日-2018年6月3日までの平日と休日
- 測定は平日3日間、休日2日間の各時間に測定
- ハイパフォーマンスモードで測定
今回は詳しい計測結果については省きますが、こちらの記事に詳しく記載しています。
実際にW05を使ってこのような条件のもと通信速度を測定すると、だいたいの通信速度わかります。
- 屋内・・20Mbps~70Mbps
- 屋外・・30Mbps~80Mbps
とはいえ、10Mbps以上あれば高画質動画も問題なく視聴できることを考えれば、通信速度は十分といえます。
大事なことは、スペックだけでWiMAX(ワイマックス)端末の良し悪しは計れないということです。
実測値や使用感といった評価は機種選びをする上で非常に重要ですね。
W05のデザインや大きさは?
サイズ | 130x55x12.6mm |
重さ | 約125g |
カラー | ブラックライム ホワイトシルバー |
W05のデザインは横長なので、バッグのポケットに入れることもできるサイズで見た目はスタイリッシュです。
サイズとしては、4.7インチサイズのiPhoneなどより一回り小さいぐらいで、厚みはけっこうあります。
重さはお持ちのスマホとほとんどかわりませんが、サイズがコンパクトなので、持つと思ったよりずっしりと感じます。
ブラックライムに関しては、実際には画像よりもかなり黄緑で、好みが分かれるかもしれません。口コミを見ると賛否両論で、アクセントになるという意見がある反面、少し安っぽさを感じるといった方もいるようです。
対して、ホワイトシルバーは画像とほぼ同じで、無難な配色といった意見が多いですね。
W05のバッテリーの持ちは?
W05はバッテリー持ちを調整する機能があります。3段階で調整が可能なので、外で使う場合はこのバッテリーモードをうまく活用すれば1日中使えます。
ハイパフォーマンス | 約6.5時間 |
ノーマル | 約9時間 |
バッテリーセーブ | 約10.5時間 |
実際にW05を外で持ち歩いてみた感想
スペックで見るとバッテリーの持続時間はやや物足りない印象でしたが、実際に使ってみるとどうなのでしょうか。
スマホの通信を全部W05におまかせして、外で持ち歩いてみました。
結論から言うと、ハイパフォーマンスでも1日中持ち歩いてても電池切れにはなりませんでした。
W05に限りませんが、WiMAX(ワイマックス)のようなモバイルルーターは、通信をすることでバッテリーがどんどん消耗していきます。
逆に通信していない時はほとんどバッテリーは減りません。W05の待ち受け時間は850時間とされていますので、何もしなければ何日も充電しなくてもいいんです。
とはいえ、外でPCなど作業をされたい方はノーマルモードなどでバッテリーモードを調整した方がいいとは思います。
W05の操作性は?
W05はホーム画面は右にスワイプして動かすことができます。ライバル機種のWX04と違って、階層が浅いので操作性は非常にいいと感じました。
よく使うような設定をする場合、だいたい2回タップすれば設定したいところまでいけますので慣れるまでに時間はかかりませんし、いい意味で簡素な作りになっていると思います。
W05の機能について
W05の主な機能は以下の通りです。
- Wi-Fiお引越し機能・・今までのWi-Fi設定情報を引き継げる
- 充電時ハイパフォーマンス自動切替・・充電時にバッテリーモードがかわる
- NFC端末はかざすだけで簡単設定・・NFC端末はおサイフケータイのようにかざせば設定完了
- 通信量カウンターの通知機能・・上限を設定して、自動的に通信を停止・お知らせしてくれる
- クイックアクセスモード・・Wi-Fi接続機器と常時接続した状態にする
- リモート機能・・HUAWEI HiLinkアプリの操作でWi-Fiオフの状態から復帰させる
W05の機能をいろいろ使ってみましたが、この中で一番おすすめの機能は④通信量カウンターの通知機能だと思います。
au 4G LTEが使えるLTEオプションを利用される方にとって大きなメリットがあります。
au 4G LTEはギガ放題プランで契約していても、月に7GBまでと制限があります。この7GBを越えてしまうと月末まで速度制限(128kbps)にかけられてしまうので、LTEオプションはデータ消費量をしっかり管理しないといけません。
通信量カウンターの通知機能は、上限を設定しておけば自動的に通信を停止してくれるので、LTEオプションの大きなデメリットをなくすことが可能です。
代表的な機能の詳細に関しては、こちらの記事にまとめていますので参考にしてみてください!
W05のおすすめプロバイダ!
W05は過去モデルになりますが、スペックが高く今でも人気の機種です。そんなW05をお得に契約できるプロバイダがありますのでご紹介します!
W05はGMOとくとくBBなら最高額のキャッシュバック
2019年10月現在、GMOとくとくBB WiMAXのキャッシュバック特典で、W05は34,500円と最高額を受け取ることができます。
また、クレードルも無料で付いてくるのは嬉しいサービスです。
スペックも高く実測値の口コミ評価も高いので、固定回線としても問題なく活躍してくれます。
他の端末であってもGMOとくとくBBはキャッシュバックも多いプロバイダですが、W05でもいいという方は検討してみてくださいね。
おわりに
実際にW05を使ってみた使用感などをまとめてみました。
W05は通信性能に関しては、口コミ評価も高く、実測値も家の固定回線としても使えるレベルなのでおすすめの機種といえます。
また、操作性もいいので設定などが苦手な方にとっても扱いやすいWiMAX(ワイマックス)端末かと思います。
なお、20社以上あるWiMAXプロバイダの中でも、おすすめのプロバイダをまとめた記事もありますので、ぜひ参考にしてみてください!