最近は国内でも海外でも使えるWiFiルーターが徐々に増えてきています。
調べてみるとGlocalNetやGlocalMeといった会社がでてくるのですが、どちらもU2sといった国内でも海外でも使えるWiFiルーターを取り扱っています。
クラウドWiFiというSIMカードなしで使えるWiFiルーターというところで人気を集めているようですね!
当記事では、GlocalNetとGlocalMeの違いやU2sのスペックや口コミ評価などをまるっと解説しますのでぜひ参考にしてみてください!
GlocalMeとGlocalNetの違いとは?
U2sを検索するとGlocalMe(グローカルミー)やGlocalNet(グローカルネット)がなにやら取り扱っているようですが、違いはなんなのでしょうか。
GlocalMeという世界対応WiFiルーターは、香港のucloudlink(ユークラウドリンク)社が製造していますが、その中のルーターの一つにU2sがあります。
GlocalNetはGlocalMeの正規代理店としてルーター本体と通信プランを一緒に販売しています。
GlocalMeとGlocalNetの違い
- GlocalMe・・香港のucloudlink社が製造するクラウドWiFiルーター。
- GlocalNet・・日本で販売を行うGlocalMeの正規代理店。
GlocalMeとGlocalNetはどちらからでも契約はできますが料金プランなどは全くの別物です。
また、U2sを取り扱うWiFiレンタル会社もあり、国内でも無制限プランを取り扱っている会社もありますのでのちほどご紹介します。
U2sのスペック詳細
製品名 | GlocalMe U2s |
製造元 | ucloudlink社 |
発売日 | 2018年8月 |
最大速度(下り) | 150Mbps |
最大速度(上り) | 50Mbps |
重量 | 約151g |
サイズ | 127×65.7×14.2mm |
バッテリー | 3,500mAh |
通信時間 | 約13時間 |
最大接続台数 | 5台 |
カラー | ゴールド・グレー |
U2sはクラウドWiFiに対応したモバイルルーターです。
このクラウドWiFiという技術によって国内でも海外でもSIMカードを差し替えることなく利用することができるんですね!
U2sが対応しているクラウドWiFiとは
通常はモバイルルーターにSIMカードを差し込むことでネットを使うことができます。近くの電波塔から電波を受信できるようになるわけですね。
ですが、U2sに搭載されているクラウドWiFiという技術は、SIMカードもクラウドサーバー上にあるのでSIMカードを差す必要がありません。
ぼくたち利用者の通信場所によって、クラウドサーバー上にある最適なSIMカードを自動で選び、最適なネット回線をつなげてくれるイメージです。
つまり、海外対応のSIMも差し替えなしで使えるというわけですね。
U2sの通信速度
通信速度 (下り) | 150Mbps |
通信速度 (上り) | 50Mbps |
実際にU2sのスペックについて確認していきます!
U2sの通信速度は国内の最新ルーターと比べると低いですが、LTE回線に対応しています。
スペックをみると物足りないと感じますが、後でご紹介する口コミ評価をみても国内で動画を視聴するにしても十分な速度がでています。
実測値は国内モデルと大きく差があるわけではないのでご安心ください。
U2sのバッテリー性能
U2sのバッテリーは3500mAhと大容量で、約13時間の連続通信時間が可能です。
海外対応モデルはバッテリー持続時間は重要視したいところですが、U2sのバッテリーは十分といえます。
例えば、WiMAX(ワイマックス)の連続通信時間は約9時間なので、U2sはバッテリー性能が優れているといえます。
U2sの接続台数
U2sの最大接続台数は5台です。
国内モデルのモバイルルーターはだいたい10台は接続できるので、やや物足りないですが家電などで使わない方はあまり気にならないかと思います。
U2sの口コミ評価は評判は?
U2sを利用している方の口コミ評価を集めてみました。
口コミ評価からスペックではわからない実際の通信速度や使用感がわかりますので、確認してみるとわかることも多いですよ。
NOZOMIWiFi GlocalMe U2sでPCとタブレット2台で動画再生しながらスピードテスト。
思った以上に速度出てて驚き(・∀・)#NOZOMIWiFi pic.twitter.com/Rdddef4Py1— プラシロハ (@purashiroha) 2019年3月14日
どんなときもWIFI
使ってみた
ダウンロード19.86mbps
アップロード4.22mbps
あとはどれくらい使ったら
通信規制がくるかだな#どんなときもWIFI— RINO1610 (@rino1610) 2019年3月18日
U2sでの実測値ですが、LTE回線とあって安定した通信速度がでています。実際に動画などを視聴するために必要な通信速度は以下のとおりです。
- メールの送受信:0.5Mbps
- youTube【普通画質】:0.7Mbps
- Huluなどの動画ストリーミング【高画質】:5~10Mbps
- オンラインゲーム:5Mbps
- 4K画質動画:20Mbps
U2sはスペックこそ低いですが、これだけの実測値があるので無制限プランなどであれば国内での固定回線としての利用も問題ないといえます。
U2sのデメリット・注意点
ここではU2sのデメリットや注意点についてご紹介します。
- ディスプレイがないので最初は操作はしづらい
- 最低限の機能しかない
U2sのデメリットをあえてあげるとすると、ディスプレイがないことやカスタムできる機能があまり多くないことですね。
国内モデルはほとんどのルーターがディスプレイをタッチ操作できるのですが、U2sはスマホやPCからアクセス画面に接続して操作をします。
また、U2sには通信パフォーマンスを制限してバッテリー持続時間を調整できるといった細かい機能はありません。
自分でいろいろカスタムしたい方には物足りないかもしれませんが、シンプルなのでわかりやすいともいえますね。
U2sのお得な契約方法
国内でも国外でも使えるU2sは、サービス元のGlocalMeや正規代理店のGlocalNetからも契約できますが、WiFiレンタル会社で契約する方がお得なプランがあります。
国内完全無制限のどんなときもWiFi
U2sを利用する場合、一番おすすめの契約先はどんなときもWiFiです。
クラウドWiFiによって、国内ではドコモ・au・ソフトバンクのすべてのLTE回線に対応していますし、何より完全無制限で利用することができます。
どんなときもWiFiは、月額は3,480円の2年契約となっていますので、3年契約のWiMAX(ワイマックス)よりリスクをおさえて契約できます。
GlocalMeやGlocalNetでは、約2万円のU2s本体を購入する必要がありますし、国内で完全無制限には使うことはできません。
対して、どんなときもWiFiはレンタルなので端末代金は無料なんですね。
月額料金も安く、エリアが充実していると圧倒的にコスパがいいのが、このどんなときもWiFiというわけです。
どんなときもWiFiについてさらに詳しい内容は別記事にまとめていますので参考にしてみてください。
おわりに
国内でも海外でも使えるクラウドWiFiのU2sについて解説しました。
現在はクラウドWiFiに対応したルーターは多くありませんが、今後はこちらがメインとなってくるでしょう。
SIMカードの差し替えがいらないので、どんなときもWiFiのように各キャリアのLTE回線を使えるといったことも可能になっています。
U2sを検討している方は、当記事をぜひ参考にしてみてください!
なお、WiMAXのおすすめプロバイダをまとめた記事もありますので、ぜひ参考にしてみてください。