UQ WiMAXを契約する場合、オプションが豊富なので加入するか迷う方も多いかと思います。
その中で契約時にしか加入できないオプションが端末補償サービスと端末あんしん補償です。この2つのオプションはざっくり言うとこのような違いがあります。
- 端末補償サービス:WiMAX端末の不具合などで、機器を交換できる。
- 端末あんしん補償:WiMAX端末の不具合などで、お見舞金がもらえる。
端末補償サービスについてはこちらで詳しく補償内容や注意点をまとめています。
当記事では、端末あんしん補償についての内容と加入するべきかという点についてわかりやすく解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください!
UQ WiMAXの端末あんしん補償とは?
UQ WiMAXの端末あんしん補償とは、月額500円でWiMAX端末やWiMAX 2+に対応するノートパソコンやタブレットなどの故障に伴い、修理代をお見舞金として補償するサービスです。
端末あんしん補償の申し込み条件
端末あんしん補償は、新規契約時のみ加入できるオプションです。
このオプションを解約すると再加入はできないので、最初に加入するか決めなければいけないんですね。
- 端末あんしん補償は新規契約時にしか加入ができない。
UQ WiMAX端末あんしん補償の適用の流れ
まず、契約時に端末あんしん補償に加入していることが前提でしたね。端末あんしん補償を適用するためには、この5点をおさえておく必要があります。
端末あんしん補償の適用の流れ
- 【前提】端末あんしん補償に加入している
- 申請期間を満たしているか確認
- 修理業者にて修理を依頼
- 修理報告書とお見舞金申請書を端末あんしん補償サポートセンター宛てに郵送
- 審査完了すれば、口座にお見舞金が振り込まれる
申請期間を満たしているか確認
WiMAX端末 | 前回の事故日から6ヶ月経過後 |
ノートPC タブレット | 前回の事故日から12ヶ月経過後 |
端末あんしん補償は、それぞれ期間を満たしていないと申請ができません。
初めての申請であれば気にしなくてもいいのですが、2回目以降は前回の事故日から数えて申請期間を満たしているか確認する必要があります。
また、加入月または加入日から15日以内に発生した故障・修理はお見舞金の対象外となりますので注意が必要です。
修理業者にて修理を依頼
修理業者にて修理を依頼する場合、持っている機器によって修理依頼の仕方が違います。
補償対象機器 | 修理 |
WiMAX端末 (URoad-Home 2+を除く) | auショップ |
URoad-Home 2+ | UQお客様センター |
ノートPC タブレット | 各メーカー |
それぞれ修理窓口で修理依頼をすることで、修理報告書がもらえます。
URoad-Home 2+のみ交換対応となりますので、修理報告書の代わりに納品書が送られてくるので注意です。
端末あんしん補償専用の申請書の郵送
修理報告書または納品書が手元にきたら、UQ WiMAXよりダウンロードできるお見舞金申請書を記入します。
この修理報告書または納品書とお見舞金申請書を端末あんしん補償サポートセンター受付窓口へ郵送すれば手続きは完了です。
お見舞金申請書はこちら⇒事故状況説明書兼お見舞金申請書
お見舞金申請書(見本)はこちら⇒事故状況説明書兼お見舞金申請書(見本)
郵送先
〒132-0025
東京都江戸川区松江4-4-1 端末あんしん補償サポートセンター受付窓口
あとは口座にお見舞金が振り込まれますので確認してみましょう。
UQ WiMAX端末あんしん補償のお見舞金額
補償機器 | 自然故障 | 水漏・物損 |
WiMAX端末 | 1年目 メーカー保証 | 1年目 最大20,000円 |
2年目~ 最大30,000円 | 2年目~ 最大30,000円 | |
ノートPC タブレット | 最大5,000円 |
WiMAX端末の使用年数によってお見舞金額の上限が違いますが、全て修理代金の実費補償となので、満額もらえるわけではありません。
例えば、WiMAX端末の修理代金が8,000円だった場合は、お見舞金は8,000円となるということですね。
WiMAX端末の1年目はメーカー保証期間内なので、基本的に無償修理となります。
また、ノートPCやタブレットも最大5,000円のお見舞金がもらえますが、メーカー保証期間内であれば無償修理となりますので、お見舞金はもらえません。
UQ WiMAX端末あんしん補償の注意点
端末あんしん補償の注意点は以下の3点です。
- 加入月または加入日から15日以内に発生した故障・修理はお見舞金の対象外
- 修理報告書の発行が3ヶ月以内であること
- クレードルなどその他付属品は対象外
- WiMAX端末は6ヶ月、ノートPC・タブレットは12ヶ月経過後に次回申請が可能
加入月または加入日から15日以内に発生した故障・修理はお見舞金の対象外
先ほどご紹介しましたが、加入月または加入してから15日以内の故障・修理はお見舞金がでません。
仮に、これだけ早くWiMAX端末の不具合が発生した場合は、おそらく新品との交換になる確率は高そうです。
修理報告書の発行日から3ヶ月以内に申請が必要
修理報告書は発行から3ヶ月を経過してしまうと、端末あんしん補償の対象外となってしまいます。
修理から端末が戻ってきたら、忘れないうちに申請をするようにしましょう!
クレードルなどその他付属品は対象外
クレードルは付属品として扱われるため、端末あんしん補償の対象外です。クレードルにも保証書がありますので、期間内であればメーカー修理を自分でしなければなりません。
WiMAX端末は6ヶ月、ノートPC・タブレットは12ヶ月の申請期間がある
WiMAX端末 | 前回の事故日から6ヶ月経過後 |
ノートPC タブレット | 前回の事故日から12ヶ月経過後 |
先ほどご紹介しましたが、WiMAX端末とノートPC・タブレットにはそれぞれ申請期間が設けられていますので確認してから申請しましょう!
UQ WiMAXの端末あんしん補償は加入した方がいい?
結論に行く前に、端末あんしん補償のメリットとデメリットを振り返りたいと思います。
- お見舞金の上限が高い
- ノートPCやタブレットの修理もお見舞金がもらえる
- 月額500円はわりと高い
- クレードルなどの付属品は対象外
- 申請期間があり何度も申請できない
端末あんしん補償のメリットとデメリットを考えると、このオプションは加入しなくていいのではないかと思います。理由は以下の2点です。
UQ WiMAXは契約期間中に無料で最新機種に機種変更できる
そもそもWiMAX(ワイマックス)は契約年数を考えれば、2年または3年で新しい機種が使えるようになります。
特にUQ WiMAXは契約期間中に無料で新しい機種に機種変更できるサービスがありますので、この端末補償サービスのメリットは少ないと言えます。
WiMAXはUIMカードを差し替えれば他の端末でも使える
WiMAX(ワイマックス)は個人情報が入っているUIMカード(SIMカードのようなもの)を別のWiMAX端末に差し替えてもちゃんと使うことができます。
UIMカードサイズが違う機種もあるので確認が必要ですが、端末だけをAmazonでも買えますし、メルカリなどで中古で出品している人も大勢いるんです。
UIMカードさえあれば、例えWiMAX端末が壊れてしまっても新しく自分で用意して使うこともできるということになります。
まとめ
UQ WiMAXの端末あんしん補償についてのお話でした。
端末あんしん補償は、お見舞金がもらえる魅力的なオプションですが、そこまでWiMAX(ワイマックス)端末に多くの不具合はでません。
毎日外で使う人は破損リスクもあるので検討してもいいかと思いますが、そうでない方はこのオプションは入る必要はないかと思います。
オプションをつけるかつけないかは初めに決めなければならないので、当記事を参考に自分のライフスタイルを考えて決めてくださいね。
なお、20社以上あるWiMAXプロバイダの中でも、おすすめのプロバイダをまとめた記事もありますので、参考にしてみてください!