UQ WiMAXをこれから契約する場合、新規契約時または機種変更時だけしか入れないオプションの中に端末補償サービスと端末あんしん補償というオプションがあります。
この2つのオプションはザックリ言うと、このような違いがあります。
- 端末補償サービス:WiMAX端末の不具合などで、機器を交換できる。
- 端末あんしん補償:WiMAX端末の不具合などで、お見舞金がもらえる。
UQ WiMAXの端末あんしん補償はこちらで詳しく解説しています。
月額380円で端末を一定条件のもと補償してくれるUQ WiMAXの端末補償サービスですが、このオプションは加入した方がいいのでしょうか。
当記事では、UQ WiMAXの端末補償サービスについて、内容や注意点をわかりやすく解説していきたいと思います!
UQ WiMAXの端末補償サービスとは?
UQ WiMAXの端末補償サービスとは、月額380円でWiMAX端末の故障や紛失の時に、今まで使っていた同じ機種と交換してくれるサービスです。
万が一のトラブルにおいても、端末を交換してくれるので、加入していると安心のオプションといえそうです。
端末補償サービスの申し込み条件
UQ WiMAXの端末補償サービスは、新規契約時または機種変更時だけ申し込みができます。
また、一度解約してまた再加入ができませんので、最初に加入するかを決めなければいけないんですね。
また、端末補償サービスが適用できる対象機種はこちらです。
対象WiMAX端末
W06、WX05、W05、WX04、W04、WX03、W03、WX02、W02、WX01、W01、L01、L01s、novas Home+CA、URoad-Home2+、URoad-Stick
最新機種はもちろんですが、出回っている機種はほとんど対象ですのでこの点は問題ないでしょう。
- 端末補償サービスは新規加入または機種変更時にしか加入できない。
UQ WiMAXの端末補償サービスの流れ
まず、契約時に端末補償サービスに加入しているが前提でしたね。端末補償サービスの流れはザックリまとめるとこのようになります。
端末補償サービスの流れ
- 【前提】端末補償サービスに加入していること
- 対象のトラブルなのかをチェック
- 端末補償サービス受付センターに連絡
- 交換機器が届いたら、旧機器を郵送返却
端末補償サービス対象のトラブルなのかを確認
何かしらのWiMAX端末の不具合があった場合、対象のトラブルなのかを確認します。
対象のトラブル
自然故障、部分破損、全損、水濡れ、火災による焼失、盗難、紛失
端末補償サービス受付センターに連絡
あとは簡単です。端末補償サービス受付センターに連絡すると、交換用機器を契約住所宛に郵送してくれます。
交換用機器が届いたら、一緒に送られてきた返送用封筒に旧機器を入れて、郵便ポストの投函すれば完了です。ICカードは必ず抜いてから返送しましょう。
1つ重要な注意点ですが、受領日より14日以内にUQに到着するように返送しないと、違約金20,000円かかりますので注意が必要です。
端末補償サービスは完全無料じゃない!?
トラブルの種類 | 負担金 | |
自然故障 | 1年目 | 無償で交換 |
2年目~ | 初回 3,300円 2回目 5,300円 *1年に2回まで | |
部分破損、全損、水濡れ、 火災による焼失、盗難、紛失 |
この端末補償サービスですが、実は完全無料ではないんです。
1年目の自然故障はメーカーの保証期間となりますので、この端末補償サービスに加入してしなくても無償で対応してくれます。
この端末補償サービスの恩恵は、自然故障以外のトラブルに対しても補償してくれる点、そして2年目以降の自然故障も対応してくれる点の2つといえます。
端末補償サービスの利点
- 自然故障以外のトラブルの補償
- 2年目以降(メーカー保証期間外)の自然故障の補償
UQ WiMAXの端末補償サービスの注意点
端末補償サービスの注意点は以下の2点です。
- 交換用機器は完全新品ではなく、リフレッシュ品。
- 端末補償サービスは1年に2回まで。
交換用機器は完全新品ではなくリフレッシュ品
リフレッシュ品とは、以前使われた機器に故障修理、外側カバーの新品交換、品質確認がされた新品のような端末のことをいいます。
なので、完全に新品というわけではないという点はおさえておきましょう!
端末補償サービスは1年に2回まで
この端末補償サービスは利用回数が決まっていて、1年に2回までとなっています。
そこまで何回も利用する機会はないかと思いますが、3回目でWiMAX端末を紛失してしまったら、購入するなどの検討が必要となってきます。
UQ WiMAXの端末補償サービスは必要?
結論に行く前に端末補償サービスのメリットとデメリットをいったん整理したいと思います。
- 自然故障以外のトラブルも補償してくれる。
- メーカー保証期間外(2年目以降)でも自然故障の補償がある。
- 月額380円の負担がある。
- 月額とは別に交換となった場合に費用負担がある。
- 交換機器が完全な新品ではない。
端末補償サービスのメリットとデメリットを総合して考えた場合、ほとんどの方はこのオプションに加入しなくていいのではないかと思います。理由は以下の2点です。
UQ WiMAXは契約期間中に無料で最新機種に機種変更できる
そもそもWiMAX(ワイマックス)は契約年数を考えれば、2年または3年で新しい機種が使えるようになります。
特に、UQ WiMAXは契約期間中に無料で新しい機種に機種変更できるサービスがありますので、この端末補償サービスのメリットは少ないと言えます。
WiMAXはUIMカードを差し替えれば他の端末でも使える
WiMAX(ワイマックス)は個人情報が入っているUIMカード(SIMカードのようなもの)を別のWiMAX端末に差し替えてもちゃんと使うことができます。
UIMカードサイズが違う機種もあるので確認が必要ですが、端末だけをAmazonでも買えますし、メルカリなどで中古で出品している人も多いです。
UIMカードさえあれば、例えWiMAX端末が壊れてしまっても新しく自分で用意して使う方が安上がりとなります。
まとめ
UQ WiMAXの端末保障サービスについてまとめてみました。
オプションはつけるか迷うところですが、今回のUQ WiMAXの端末保障サービスについては毎日外に持ち歩く人以外は、まず加入する必要はありません。
また、外に持ち歩く人であっても、自分で端末を手に入れることができるなら、月額、費用負担を考えると入らなくていいと言えます。
オプションをつけるかつけないかは初めに決めなければならないので、当記事を参考に自分のライフスタイルを考えて決めてくださいね。
なお、20社以上あるWiMAXプロバイダの中でも、おすすめのプロバイダをまとめた記事もありますので、ぜひ参考にしてみてください!