WiMAX(ワイマックス)を使っていると急に通信ができなくなったり、電波が弱くなったりすることがあります。
そんな時に「故障かも・・」と考えてしまいがちですが、7~8割はこれからお伝えする方法で解決できます。
WiMAX(ワイマックス)が繋がらなくなった時や速度が遅いと感じた時に、試してみるべき対処法をまとめましたので参考にしてみてください!
WiMAXが繋がらない!最初に確認する4つの対処法
WiMAX(ワイマックス)が繋がらなくなった時に、まずはこの4点の対処法を確認してみてください。
WiMAX端末の再起動

「WiMAX(ワイマックス)端末の調子がいつもと違う・・」と感じたら、まずは再起動をしてみましょう。
WiMAX(ワイマックス)に限らず電子機器の無線LANは、電波の干渉が起こりやすいです。
実際多くの家にネット回線があるので、家でも電波干渉が起きやすいですし、外でも公衆無線LANやモバイルルーターなど様々なWi-Fiが飛んでます。
そんな時に再起動をすることで電波干渉を避けるように、WiMAX(ワイマックス)などのルーターはその場所の空いているチャンネルを選択してくれます。
それによりまたスムーズな通信ができるようになるわけです。
WiMAX対応のエリア内か

WiMAX(ワイマックス)の対応エリアなのかを確認してみましょう。
WiMAX(ワイマックス)の電波がないということであれば、対応エリア外の可能性があります。
自分が使っている場所がエリア内かどうかはこちらから確認することができます。
WiMAXエリア確認⇒UQ WiMAX|サービスエリアマップ
また、建物内部や地下などはWiMAX(ワイマックス)の電波は届きにくいので、たとえエリア内であっても繋がらない可能性もあります。
そういった場合はLTEオプションを使うことで解決できることが多いです。LTEオプションはau 4G LTEを使えるので、auスマホと同じ電波をつかうことができます。
詳しい内容はこちらの記事を参考にしてみてください。

WiMAXの速度制限にかかってないか


速度制限に関しては全く通信ができない状態にはなりませんが、高画質動画などは動画が止まってしまう速度(1Mbps)です。
「いつもより通信速度が遅いなぁ・・」と感じる場合は、自分のWiMAX(ワイマックス)端末が速度制限にかかっていないかをチェックしてみましょう。
速度制限のチェックはプロバイダによって異なりますが、基本的に契約プロバイダのマイページから確認することができます。
スマホやパソコンなど接続端末側の設定を確認する


WiMAX(ワイマックス)端末ではなく、スマホやパソコンの設定によって電波がつながりにくい場合があります。
スマホのバッテリー消費を抑える省電力モードなどは、通信速度などのパフォーマンスを抑えるので、そういった設定になっていないかを確認してみてください。
また、セキュリティソフトの容量が大きかったりするとそれだけで通信速度が低下することもあります。
WiMAXが繋がらない!試してみる5つの対処法


4つの対処法をご紹介しましたが、それでも改善されない場合はこちらの対処法も検討してみてください。
WiMAX端末を窓側に置く


WiMAX(ワイマックス)端末を窓側に置いてみましょう。
WiMAX(ワイマックス)の電波は比較的壁などの障害物に弱い性質があります。
基地局から送られてくる電波を、できるだけ障害物を挟まないようにすることで、電波が受信できるようになったり、通信速度の向上が期待できます!
2.4GHz帯と5GHz帯を切り替えてみる


WiMAX(ワイマックス)は2.4GHz帯と5GHz帯の2種類の周波数帯を使うことができます。
2.4GHz帯と5GHz帯の電波の特徴はざっくり説明するとこのような違いがあります。
- 2.4GHz・・・5GHzより速度は落ちるが、電波が回り込んで端末に届きやすい。電子レンジなど家電製品にも採用されている周波数帯なので電波の干渉を受けやすい。
- 5GHz・・・2.4GHzより直進的で速い通信速度を実現できるが、壁や障害物を回り込むことはできない。家電などの電波の干渉は受けにくい。
2.4GHz帯は電波の干渉が受けやすいこともありますし、5GHz帯は壁などの障害物に弱い性質がありますので、切り替えることで電波状況を改善できる可能性があります。
詳しい電波の性質に関してはこちらの記事を参考にしてみてください。



WiMAXのバッテリーモードをハイパフォーマンスに


最近のWiMAX(ワイマックス)端末にはバッテリーの消費を調整できる機能がついており、省電力モード(端末によって呼び名は異なります)で通信をしていると、通信が途切れたり、遅かったりすることがあります。
バッテリーモードをハイパフォーマンスに変えることで、バッテリー消耗はしてしまいますが、安定した速い通信が可能となります。
【パソコン限定】WiMAXをUSB接続してみる


WiMAX(ワイマックス)をパソコンで使う場合、USB接続の方が安定した速い通信が可能です。
無線LAN接続だと、WiMAX(ワイマックス)に限らず通信が安定しない場合がありますが、USB接続であれば有線LAN接続と同じなので安定した高速通信が可能となります。
UQ WiMAX公式サイトにおいてもこのように説明があります。
Wi-Fiは環境により速度が変動しますので、USB端子のあるパソコン等でご利用の場合はUSB接続を推奨します。また、Wi-Fi接続される場合は、802.11ac(5GHz)を推奨します。
参考:UQ WiMAX
【屋内だけ】WiMAXホームルーターを用意する


家の中でWiMAX(ワイマックス)を使う場合は、外で使うより障害物も多いので通信速度が低下したり、中には通信自体ができなくなることもあります。
WiMAX(ワイマックス)はモバイルルーターのイメージが強いのですが、ホームルータータイプのL02やHOME 02といった機種もあります。
実はこれらの機種はAmazonやメルカリなどでも手に入れることができます。
ホームルーターは家の中専用とあって、モバイルルーターより安定した通信ができますし、通信速度、受信感度も優れています。
今契約しているWiMAX(ワイマックス)端末に差し込んでいるUIMカード(SIMカードみたいなもの)を、このホームルーターに挿しこめばちゃんと使えるんです。
UIMカードのサイズは端末によって違うので、詳しい内容はこちらの記事を参考にしてみてください。



また、あまり見栄えはよくないですが、ボウルなどを使ってパラボナアンテナを自分で作る方法もあります。詳しい内容はこちらの記事を参考にしてみてください。



WiMAXの対処法をやってみたけど効果がない場合


WiMAX(ワイマックス)端末の不具合が出ている可能性もありますので、一度契約プロバイダに問い合わせてみて下さい。
製品の欠陥などであれば無償交換に応じてもらえる可能性があります。
プロバイダが修理対応という判断をすれば、どのプロバイダであってもauショップへの持ち込み修理となりますので、お近くのauショップに行ってみましょう。
WiMAXが修理対応となった時
原則、修理期間中もWiMAX(ワイマックス)の利用料金はどのプロバイダも請求されます。
なので、お近くのauショップに行く前に、先に代替機があるか電話で確認することをおすすめします。
代替機がないと、修理期間中にネットが使えないだけでなく、利用料金も請求されてしまうので、電話で代替機の在庫があるか確認してからauショップに行くのがおすすめです。
まとめ|WiMAXが繋がらないときの対処法


WiMAX(ワイマックス)が繋がらないときの対処法についてまとめてみました。
WiMAX(ワイマックス)に限らず、電子機器はかなり繊細なのでちょっとしたことで、不具合がでてしまいます。
その反面、不具合は自己解決できるものも多くありますので、プロバイダに相談する前にぜひここで紹介した対処法を試してみてくださいね。
なお、20社以上あるプロバイダの中でもおすすめのプロバイダをまとめた記事もありますので、参考にしてみてください!


