インターネット回線はADSLやWiMAX、光回線など様々ありますが、「通信速度をできるだけ速くしたい」、「完全無制限にネットを楽しみたい」という方は光回線がおすすめです。
そんな光回線ですが、キャンペーンも多いですし、実際にどこで申し込めばいいのかはわかりづらいですよね。
当記事では、光回線のキャンペーンや実際の通信速度、サービスなど口コミ評価をもとに本当におすすめできる光回線のみご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください!
結論から!本当におすすめできる光回線|2020年3月
最初に、2020年3月のおすすめの光回線事業者(プロバイダ)を簡単にご紹介します。
光回線の月額料金は、事業者によって大きく変わりません。お持ちのスマホのセット割引が適用できることやキャンペーン特典を考えることで選びやすくなります。
後ほど詳しくご紹介しますが、おすすめできる光回線について簡単にまとめてみました。
スマホ | おすすめ光回線/特徴 |
---|---|
ドコモ光セット割 最大月額3,500円割引 | GMOのドコモ光 |
ドコモスマホをお持ちの場合、ドコモ光しかセット割引がありませんので、光コラボ事業者のドコモ光がおすすめです。 ドコモ光はプロバイダを自由に選べますが、GMOはキャンペーン特典が充実しています。キャッシュバックも最高額で通信速度の評価が高く、v6プラスという次世代通信に対応したWiFiルーターも無料レンタルができます。 | |
auスマートバリュー 最大月額2,000円割引 | ①auひかり ②So-net光プラス |
auスマホをお持ちの場合、auスマートバリューで割引を受けられますが、多くの事業者がauスマートバリューに対応しています。 auひかりは、独自の光ファイバーを利用しており通信速度の口コミ評価が高く、料金も安いのでまず筆頭候補として考えてみてください。ですが、対応エリアがやや狭いので、エリア外の場合は光コラボ事業者のSo-net光プラスもオプション無料などキャンペーン特典が充実していますので検討してみてください。 | |
おうち割 最大月額1,000円割引 | ①NURO光 ②ソフトバンク光 |
ソフトバンクスマホをお持ちの場合、セット割引のおうち割に対応しているのはNURO光かソフトバンク光です。 NURO光は、通信速度の口コミ評価が高いですが、対応エリアが限定的なので、エリア外の場合はソフトバンク光を検討してみてください。 ソフトバンク光は、乗り換え負担などがかなり充実していますので、他社のネット回線(モバイル含む)からの乗り換え時に手厚いサービスを受けることができます。 | |
格安スマホ | enひかり (UQ mobile/月額100円割引) |
格安スマホをお持ちの方も多いかと思いますが、格安スマホであっても割引のある光回線はいくつかあります。 ですが、格安スマホの割引額は月額100円~600円とやや物足りないので、通信速度の評価が高い、契約縛りがないといった選び方もありです。 通信速度重視で選ぶなら⇒auひかり、NURO光 |
お持ちのスマホに合わせて光回線を選ぶと、比較的絞られてきます。
光回線は、実際の通信速度や実質料金、工事費、違約金など考えなければいけないことが多いのですが、主要な事業者(プロバイダ)を比べてみておすすめを厳選してみました。
光回線事業者ごとの詳しい実質月額やキャンペーンの特徴は【2020年1月】おすすめ光回線にまとめていますので、光回線の特徴などを知ってる方は飛ばして読んでみてくださいね。
光回線は気になるけどまだあまり知らないという方は、このまま読み進めてみてください。
そもそも光回線とは?
光回線とは、光ファイバーを利用した通信回線のことで、現在のインターネット回線においては最も高品質で安定している回線です。
光回線の通信速度は1Gbps~10Gbpsとなっており、一般的な利用用途であれば不自由なことはほとんどありません。
高品質な回線である反面、工事が必要であったり、モバイルルーターよりは料金はやや高くなりますが、完全無制限でネットを利用できる点は大きなメリットといえるでしょう。
光回線の知っておきたい知識
ここでは光回線の基本的な情報を簡単にまとめました。
提供する光回線サービスによって多少の違いはありますが、だいたいの目安と考えていただければいいかと思います。
光回線の通信速度
光回線の通信速度は、基本的には1Gbpsですが、一部の光回線事業者(プロバイダ)は5Gbpsや10Gbpsといった超高速プランを提供しているところもあります。
通信速度1Gbpsが速いのかどうかはイメージしづらいところですが、実際に動画視聴などで必要な通信速度をまとめてみました。
動画視聴などに必要な通信速度
- メールの送受信:0.5Mbps
- youTube【普通画質】:0.7Mbps
- Huluなどの動画ストリーミング【高画質】:5~10Mbps
- オンラインゲーム:5Mbps
- 4K画質動画:20Mbps~
データ消費量の多い高画質動画であっても、20Mbpsあれば十分に視聴ができますので、光回線の1Gbps(=1000Mbps)は十分な速度といえるでしょう。
また、ping値というレスポンスの速さが重要なオンラインゲームにも適しているのがこの光回線です。
- 光回線の通信速度はネット回線の中でもかなり高速で、高画質動画の視聴も十分にできる。
- ping値もモバイルルーターよりいい数値が期待できる。
光回線の契約年数
光回線事業者(プロバイダ)によりますが、最低利用期間がない光回線や3年契約とする光回線など様々あります。
エキサイト光
光回線の場合、お得なキャンペーン特典を適用することで契約年数が長くなることもあるので、契約年数はしっかり確認しておきましょう。
- 契約年数がない事業者から長期契約となる事業者までさまざま。
- キャンペーン特典を適用することで、最低利用期間(契約年数)が長期となることもあるので、契約前に確認が必要。
光回線の月額料金
光回線は戸建てとマンションによって料金が違います。
例えば、大手スマホキャリアの光回線の料金プランを比べてみると、戸建ては月額5,200円、マンションは月額4,000円ほどです。
戸建て 月額料金 | マンション 月額料金 | |
ドコモ光 | 5,200円 | 4,000円 |
auひかり | 5,100円 | 3,800円 |
ソフトバンク光 | 5,200円 | 3,800円 |
各社キャッシュバックなどのキャンペーン特典がありますので、もっと月額料金は安くなりますが、基本料金はどの光回線事業者も同じぐらいとなります。
光回線を選ぶときは、月額料金よりもスマホとのセット割引やキャンペーン特典、工事費用などを中心に考えるとトータルで安くなる回線を選びやすくなるんですね。
- 戸建ては5,000円前後、マンションは4,000円前後とする事業者が多い。
- キャンペーンにはキャッシュバックなどがあるので、月額基本料金よりも安く利用できる場合が多い。
光回線の工事費用や工事内容
光回線の工事費用は事業者によって違いますが、無料~40,000円となっています。
現在は、工事費を実質無料とする事業者も多いので、長期で利用する予定の方は工事費を気にする必要はあまりありません。
光回線は申し込みをしたら工事を行ってようやく開通となりますが、戸建て、集合住宅に関わらず、宅内と屋外で工事が必要となり、基本的に立ち合いが必要となります。
申し込みから開通までの所要期間は季節によってかわりますが、最短2週間~1ヶ月ほどとなっています。
また、工事回数は基本的に1回(NURO光は2回)となっており、所要時間は1時間~1時間半ほどです。
参考:戸建ての工事内容
宅外工事
- 電柱から設置場所住所まで光ケーブルを引き込む
- 光ケーブルを室内へ引き込む
フレッツ光回線を利用した工事内容について、ソフトバンク光の工事をもとに簡単にご説明します。
光ケーブルを室内へ引き込む際は、電話線の配管やエアコンダクトを利用しますが、どちらも使えない場合は穴をあけてケーブルを引き込むことになります。
穴あけの許可が必要な場合、契約者が事前に大家さんや不動産と交渉をする必要がありますので、工事前までに済ませておくといいでしょう。
宅内工事
- 光コンセントを壁に設置
- 光コンセントとNTT機器の接続を確認
宅内工事は光コンセントを設置して確認ができれば終わりとなりますが、光コンセントは設置個所に合わせて一体型、分離型タイプのどちらかが設置されます。
このあとは、ご自身で用意またはレンタルできるルーターを接続すれば完了となります。(ソフトバンク光のレンタルルーターは光BBユニット)
参考:集合住宅の工事内容
集合住宅においても工事の内容は戸建てと大きく変わりません。
集合住宅の工事にでてくるMDFというのは「主配線盤」で、建物全体の電話回線をまとめて管理しているものとなります。
大きいマンションなどはMDF室といった一室がありますので、工事担当者から開錠をお願いされることが多いので管理人の方と事前に話を通しておくようにしましょう。
光回線の違約金
光回線の違約金も事業者によって差がありますが、契約期間の縛りがないエキサイト光
対して、大手スマホキャリアの光回線は9,500円ほどですし、老舗プロバイダのビッグローブ光や@nifty光は20,000円とやや高めの設定です。
光回線の解約は、途中解約時にかかる違約金のほか、未支払い分の工事費、撤去工事費(光回線事業者による)といった費用を考える必要があります。
例えば、工事費が実質無料となる場合も、割引を受けていない未支払いの工事費は解約時にまとめて支払う必要がありますので注意が必要です。
また、人気のauひかりは撤去工事費が28,800円(条件によっては無料)と比較的高額ですし、解約時にかかる料金が違約金だけではないこともおさえておく必要があります。
- 違約金は、無料から20,000円ほどで設定する事業者が多い。
- 解約時は違約金のほか、工事費の残債や撤去工事費がかかることもある。
光回線事業者については詳しくまとめていますので、のちほどご紹介したいと思います。
光回線の選び方のポイント
光回線はキャンペーン特典が充実していますが、月額料金や工事費用、違約金など料金体系が複雑でわかりにくいと感じた方も多いかと思います。
月額料金で高くても、年間の総額ではキャンペーン特典が充実している光回線が安くなることも多いです。
そんな光回線を選ぶときは、まず①お持ちのスマホとのセット割引に対応している回線を選び、②キャンペーン特典で比べてみるとわかりやすいです。
光回線の選び方
- スマホとのセット割引に対応しいている
- キャンペーン特典を確認してみる
①スマホとのセット割引を確認してみる
光回線をまず選ぶときは、まずお持ちのスマホとのセット割引があるかを確認してみてください。
大手キャリアのスマホとのセット割引は、月額1,000円~3,500円と大きいので、大手キャリアのスマホをお持ちの方は、対応している光回線を選ぶと総額料金が安くなります。
また、格安スマホをお持ちの方も多いかと思いますが、割引額は月額100円~600円ほどなので、キャンペーンでお得になる光回線を選んでもいいかと思います。
②キャンペーン特典を確認してみる
光回線はネット回線の中でもキャンペーン特典はかなり充実しています。例えば、光回線のキャンペーンにはこのようなものがあります。
光回線のキャンペーン一例
- キャッシュバック35,000円
- 工事費無料
- WiFiルーターレンタル無料
- セキュリティソフト無料
- PS4やNintendo Switchプレゼント
このように通信回線の中でも光回線のキャンペーン特典はかなり手厚く、年間の総額料金にも大きく影響することがわかるかと思います。
公式キャンペーンや代理店キャンペーンなどお得になる申し込み窓口は光回線事業者によって違うので、のちほど各回線ごとにおすすめとなる窓口も含めてご紹介していきます!
おすすめ光回線事業者|2020年3月版
光回線の基本的な月額料金を比べてみると、実はどこで契約しても大きな差はありません。
キャンペーンを利用することで料金に差がでてくるわけですが、それ以外に考えたいポイントはお持ちのスマホとセットで割引になる光回線を選ぶということですね。
つまり、光回線を選ぶときは、①キャンペーン内容と②スマホとのセット割引を中心に、そのほか実際の通信速度やサービスの口コミを考えることで選びやすくなります。
光回線 | 実質月額 (戸建て/集合) | 初期費用 | キャッシュ バック | スマホ割 |
4,074円 | 3,000円 *工事費無料 | 20,000円 | ||
2,874円 | ||||
3,625円 | 3,000円 *工事費実質無料 | 月額割引 | ||
2,225円 | ||||
3,949円 | 3,000円 *他社から乗り換え 時、工事費無料 | 33,000円 | ||
2,549円 | ||||
2,993円 | 3,000円 *工事費実質無料 | 45,000円 | ||
3,785円 | 3,000円 *工事費実質無料 | 35,000円 | ||
2,785円 | ||||
4,105円 | 3,000円 *工事費実質無料 | 月額割引 | ||
3,105円 | ||||
3,661円 | 3,000円 *工事費実質無料 | 10,000円 | ||
2,940円 | 5,000円 | |||
2,510円 | 700円 *工事費実質無料 | 30,000円 | ||
2,646円 | 30,000円 | |||
5,558円 | 21,000円 | 10,000円 | ||
3.933円 | 18,000円 | |||
5,050円 | 15,000円 | – | ||
4,050円 |
ドコモユーザーならドコモ光
平均月額料金(2年間)
- 戸建て:月額4,074円
- 集合住宅:月額2,874円
- キャッシュバック20,000円
- dポイント最大10,000pt
- 工事費無料
- 他社スマホから乗り換えでdポイント10,260pt:dカードGOLDに入会が必要。
- v6プラス対応ルーターを無料レンタル
- 訪問サポートが初回無料
- 「ドコモ光セット割」で月額最大3,500円の割引
ドコモユーザーの方におすすめなのはドコモ光です。
ドコモ光は光コラボなのでフレッツ光と同じエリア、回線を利用していますので対応エリアは充実しています。
また、2019年9月より工事費無料のキャンペーンが始まりましたので、さらにドコモ光をお得に利用できるようになっています。
ドコモ光はプロバイダ選びで迷われる方も多いですが、GMOとくとくBBが一番おすすめです。キャッシュバックが多く、v6プラスに対応していますので高速通信が期待できます。
また、v6プラスに対応したWiFiルーターを無料レンタルできるのも、大きなメリットです。
GMOとくとくBBのドコモ光は、キャッシュバックありの限定ページがありますので、ぜひご活用ください。
ドコモ光について詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
auユーザーならauひかり
平均月額料金(2年間)
- 戸建て:月額3,625円
- 集合住宅:月額2,225円
- 月額割引:戸建ては3年間は月額3,500円、マンションは2年間は月額2,100円
- 工事費実質無料
- 他社からの乗り換えで違約金30,000円まで負担
- auスマートバリューで月額最大2,000円の割引
- セキュリティソフトなどオプション12ヶ月無料
auユーザーの方がまず検討したいのはこのauひかりです。
auひかりは独自の光ファイバーを利用していることもあり、通信速度の口コミ評価が比較的高いので、通信速度重視の方も検討したい光回線です。
また、他社で利用している光回線の違約金も30,000円まで負担してくれるので、乗り換えもしやすいといえるでしょう。
auひかりはSo-netで申し込むと、月額割引が大きいですし、キャッシュバックのように申請が必要ないので、必ず割引を受けることができます。
注意点としては、ドコモ光のようなフレッツ回線を利用した光回線事業者と比べると、auひかりは対応エリアが広くありません。
auスマホをお持ちであれば、まずauひかりを検討し、エリア外ということであればauスマホとのセット割引がある光回線事業者を検討してみてくださいね。
地域限定のeo光やコミュファ光も検討の余地あり!
auユーザーの方でauひかりがエリア外の場合、ビッグローブ光やSo-net光プラスなどの光コラボ事業者を検討してみるのも一つですが、地域限定の光回線もおすすめです。
au系列の地域限定回線
- 関西・・eo光
- 中部・・コミュファ光
- 沖縄・・auひかりちゅら
特にeo(イオ)光は、月額料金が安く、5ギガ・10ギガプランの取り扱いもあるなど通信速度の評価も比較的高いのでおすすめの光回線の一つです。
平均月額料金(2年間)
- 戸建て:月額3,661円
- 集合住宅:月額2,940円
- 新規契約で商品券10,000円:マンションの場合は5,000円
- 他社から乗り換えで50,000円まで負担:違約金や撤去工事費が対象
- 月額割引:1年間月額最大2,000円の割引
- 工事費実質無料:30ヶ月の分割割引
- セキュリティ・無線ルーターが12ヶ月無料
- auスマートバリューで月額最大2,000円割引
eo光は新規契約で商品券10,000円分がもらえるほか、他社からの乗り換えによる違約金や撤去工事費を商品券で最大30,000円負担してくれます。
また、月額割引や工事費無料といった特典もつくので、ほかの光回線と比べてもキャンペーン特典はトップクラスです。
エリアが限られてしまうのでややデメリットですが、2019年3月より超高速通信が期待される5ギガ・10ギガプランも始まっていますので、通信速度重視の方も検討したい光回線の一つです。
関西のeo光や中部地方のコミュファ光については、別記事にまとめていますので、気になる方は参考にしてみてください。
ソフトバンクユーザー ⇒ NURO光
平均月額料金(2年間)
- 戸建て:月額2,993円
- 集合住宅:月額2,993円
- キャッシュバック45,000円
- 工事費実質無料
- リモート/訪問サポート1回無料
- セキュリティソフト(カスペルスキー)無料
- おうち割でソフトバンクスマホが月額最大1,000円割引
ソフトバンクユーザーの方が、まず検討したい光回線はNURO光です。
NURO光は世界最速インターネットと言われていますが、他社は通常1ギガプランの取り扱いとなっていますが、NURO光は2ギガプランから取り扱っています。
実際の通信速度も口コミの評価が高く、実測値で下り1Gbpsを越えている方もいるようです。
NURO光は対応エリアが限定されることや、工事に時間がかかるのがデメリットですが、ソフトバンクのスマホセット割引の「おうち割」を適用できますし、回線の品質を求めるなら検討したい光回線です。
NURO光の詳しい料金プランや特徴はこちらを参考にしてみてください。
NURO光が対応エリア外ならソフトバンク光
平均月額料金(2年間)
- 戸建て:月額3,866円
- 集合住宅:月額2,466円
- キャッシュバック33,000円
- 他社から乗り換えでソフトバンク光の工事費をキャッシュバック
- 他社からの乗り換えで違約金や工事費を最大100,000円まで負担
- 他社スマホからの乗り換えで発生した違約金10,260円負担
- おうち割でソフトバンクスマホが最大月額1,000円割引
NURO光がエリア外の場合は、ソフトバンク光を検討してみましょう。
ソフトバンク光は他社回線からの乗り換え負担が一番手厚いので、現在ネット回線を契約されている方でも違約金を気にせず乗り換えができます。
大手キャリアでいうと、ソフトバンク光はドコモ光と同じ光コラボ事業者ですので、フレッツ回線を借りて利用しているので対応エリアも充実しています。
ソフトバンク光の特徴はこちらを参考にしてみてください。
通信速度重視ならNURO光かauひかりを選ぶ
「料金よりも実際の通信速度を重視したい」という方は、実測値の評価が高いNURO光またはauひかりがおすすめです。
どちらの光回線も独自の光ファイバーを利用しているので、フレッツ回線とは別の回線を利用しており、口コミ評価をみても他の光回線と比べて評価が高いです。
また、光回線では通常の1ギガプラン(NURO光は2ギガプラン)のほか、10ギガプランといった超高速通信プランも選ぶことができます。
対応エリアがフレッツ網と比べると広くないので、エリア確認をしてご自宅が対応エリアかを確認してみてから検討してみましょう。
以上、おすすめの光回線をスマホのセット割引を中心にいくつかご紹介してきました。
最後に、要点を表にまとめていますので、参考にしてみてくださいね。
スマホ | おすすめ光回線/特徴 |
---|---|
最大月額3,500円割引 | GMOのドコモ光 |
ドコモスマホをお持ちの場合、ドコモ光しかセット割引がありませんので、光コラボ事業者のドコモ光がおすすめです。 ドコモ光はプロバイダを自由に選べますが、GMOはキャンペーン特典が充実しています。キャッシュバックも最高額で通信速度の評価が高く、v6プラスという次世代通信に対応したWiFiルーターも無料レンタルができます。 | |
最大月額2,000円割引 | ①auひかり ②So-net光プラス |
auスマホをお持ちの場合、auスマートバリューで割引を受けられますが、多くの事業者がauスマートバリューに対応しています。 auひかりは、独自の光ファイバーを利用しており通信速度の口コミ評価が高く、料金も安いのでまず筆頭候補として考えてみてください。ですが、対応エリアがやや狭いので、エリア外の場合は光コラボ事業者のSo-net光プラスもオプション無料などキャンペーン特典が充実していますので検討してみてください。 | |
最大月額1,000円割引 | ①NURO光 |
ソフトバンクスマホをお持ちの場合、セット割引のおうち割に対応しているのはNURO光かソフトバンク光です。 NURO光は、通信速度の口コミ評価が高いですが、対応エリアが限定的なので、エリア外の場合はソフトバンク光を検討してみてください。 ソフトバンク光は、乗り換え負担などがかなり充実していますので、他社のネット回線(モバイル含む)からの乗り換え時に手厚いサービスを受けることができます。 | |
格安スマホ | enひかり (UQ mobile/月額100円割引) |
格安スマホをお持ちの方も多いかと思いますが、格安スマホであっても割引のある光回線はいくつかあります。 ですが、上記以外の格安スマホの割引額は月額100円~600円とやや物足りないので、通信速度の評価が高い、契約縛りがないといった選び方もありです。 通信速度重視で選ぶなら⇒auひかり、NURO光 |
光回線のおすすめのルーター
光回線は基本的にWiFiルーターを用意する必要があります。
ルーターがなくてもネットにつなぐことはできますが、1台までしか使えません。複数台ネットを利用したい場合はWiFiルーターが必要ということなので、ほとんどの方はルーターを利用します。
WiFiルーターも価格帯も様々ですが、安いもので3,000円~、最新規格や技術に対応しているモデルで10,000円ほどで購入ができます。
光回線を選ぶにあたってはこの4点はおさえておいてください。
WiFiルーター選びのポイント
- 最新規格「11ax」はまだ普及していないので、主流の高速通信規格「11ac」に対応しているかを確認。
- MIMOという技術により、ルーターのアンテナ数が多いほど高速通信ができるのでアンテナ3本以上がおすすめ。
- ビームフォーミング技術に対応していると、電波を効率よく飛ばしてくれるので、高速通信が可能。
- 光回線事業者がIPv6やv6プラスに対応している場合は、対応したルーターを選ぶ。
光回線は高品質なネット回線ですので、できればルーターにもこだわりたいところです。
特に①と④に該当するルーターを選ぶことで、実測値も大きく向上することが期待できますので、ルーター選びのポイントにしてみてください。
WiFiルーターも安いモデルは、昔の規格にしか対応していなかったりと、デメリットも多いので、個人的には5,000円以上のものを選ぶといいかと思います。
光回線事業者(プロバイダ)のキャンペーンなどで無料レンタルができることもありますが、ご自身で用意したいという方に、先ほどご紹介したポイントを全ておさえたおすすめのルーターをご紹介します。
比較的ハイスペックでコスパがいいWiFiルーター
ルーターといえば、バッファローやNECなどが有名ですが、料金はどうしても高いということもあり、比較的ハイスペックで料金をおさえたいという方におすすめのルーターを選びました。
アイ・オー・データが製造するこちらのルーターは料金が6,000円ほどとかなりコスパのいいモデルです。バッファローで同じスペックを探すとなると1.5倍~2倍ほどは料金が高くなるかと思います。
もちろん、IPv6に対応しており、11acやビームフォーミング、MU-MIMOと先ほどご紹介したポイントにすべて対応しています。
ハイスペックながら10,000円以下のWiFiルーター
こちらのWiFiルーターは、TP-LINKという中国の会社が製造するWiFiルーターです。
国内製造モデルよりも料金をおさえてハイスペックな製品となっており、中国製ながらも根強い人気があります。
料金は9,000円ほどで購入でき、もちろん先ほどの全てのポイントをおさえておりますし、何よりAmazonの口コミ評価も4.5とかなり高評価のWiFiルーターとなります。
王道のバッファロー製造のハイスペックルーター
最後に、WiFiルーターでは王道といえるバッファロー製造モデルをご紹介します。
料金こそ12,000円と先ほどご紹介したWiFiルーターよりは高いですが、バッファローということで安心感がありますね。
このクラスのWiFiルーターであれば、コンパクトで見栄えもスタイリッシュなので、部屋の景観も損なわないので、やはりおすすめといえます。
今回は3つのWiFiルーターをご紹介しました。
光回線事業者(プロバイダ)でレンタルできるWiFiルーターは、もともと事業者のサービスに対応したルーターなので、迷ってしまう方はレンタルでもいいかと思います。
WiFiルーターについて詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
光回線よりWiMAXがおすすめの人
最後に、光回線よりもWiMAXなどのモバイルルーターがおすすめとなるケースをご紹介します。
光回線はネット回線の中でも通信速度や安定性などは一番優れていますが、料金面や工事などに時間がかかるなど、デメリットもあります。
オンラインゲームや高画質動画を無制限に視聴したい方に向いていますが、土日だけ集中的にネットを使いたい方や気が向いたときに動画を視聴する場合はWiMAXでも十分と言えます。
光回線がおすすめの方
- 家でしか使わない
- インターネット代は高くても完全無制限にネットを使いたい
- 動きの激しいオンラインゲームをする
WiMAXがおすすめの方
- インターネット代は安く済ませたい
- できるだけ早くネットを使いたい
- 家でも外でもネットを使いたい
ADSLはサービスがどんどん縮小している中、主なネット回線は光回線かWiMAXなどのモバイルルーターの2択といっても過言ではありません。
ご自身に合ったネット回線を選んでくださいね。
おわりに
おすすめの光回線についてまとめてきました。
ネット回線にこだわりのある方は光回線を検討したいですが、料金体系は複雑でわかりにくいといったデメリットもありました。
今回ご紹介した光回線から、スマホとのセット割引やキャンペーンをもとにご自身に合った事業者(プロバイダ)を選んでみてくださいね。
なお、当サイトではWiMAXについても解説しています。
もし、「自分はWiMAXかな・・」と感じる方は、おすすめのWiMAXプロバイダをまとめた記事もありますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。