モバイルルーターといえば、WiMAXのイメージがありますが、2019年頃からどんなときもWiFiを始め、多くの完全無制限WiFiが登場しました。
完全無制限WiFiはその名のとおり速度制限がないので、データ量を気にせずにインターネットを楽しめる新しいWiFiです。
ですが、サービスが似ている会社が多く「結局どれを選べばいいのか」、「コスパがいいのはどのWiFiなのか」といった点がわかりづらいのが現状です。
当記事では、この完全無制限WiFiの中でも料金や速度、評判などを総合的に見ておすすめをご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
結論!完全無制限WiFiのおすすめ|2020年8月版
最初に結論から。2020年8月の完全無制限WiFiのおすすめを簡単にご紹介します!
コロナウイルスの影響によってWiFi需要が爆発したため、現在でも品薄状態となっています。
完全無制限WiFiは、機種は違ってもどの会社も端末スペックは同じなので、基本的には料金、サービス、口コミ評価から選ぶとわかりやすいです。
完全無制限WiFi | 特徴 |
---|---|
クラウドWiFi東京 (4.5) | 月額3,380円で契約縛り、違約金なしと最強コスパ。事務手数料はやや高いが、国内は完全無制限、海外(別途料金)でも使える。在庫の更新もしっかりしてくれる。 |
Mugen WiFi (4.5) | ※新規受付停止中 月額料金3,280円でトリプルキャリアに対応。国内は完全無制限、海外(別途料金)で使える。違約金が初年度で9,000円以内と安いほか、30日のおためし全額返金保証あり。 |
限界突破WiFi (4.0) | 月額3,500円でトリプルキャリアに対応。国内は完全無制限だったが1日5GBまでと制限ができた。実測値の評価も高く、海外(別途料金)で使えるのもメリットだが、違約金はやや高め。 |
ChatWiFi (4.0) | ルータープランとSIMだけプランの2つから選ぶことができる。ルータープランは海外も使うことができるほか、契約縛りがないのは大きなメリット。 |
どんなときもWiFi (3.5) | ※新規受付停止中 月額料金3,480円でトリプルキャリア対応。国内は完全無制限、海外(別途料金)でも使える。店舗受取サービスや即日発送などサービス面は一番優れている。 |
現在、新規受付サービスを展開している中では、クラウドWiFi東京はコスパがよく人気が高いです。
月額料金が安いだけでなく、違約金が他社よりも頭一つ抜けて安いので、利用しやすいWiFiであることは間違いないでしょう。
また、限界突破WiFiやどんなときもWiFiはプロモーションに力を入れており、月額料金は少し上がりますが、その分サービス面は他社よりも優れているといえます。
それぞれの詳しい特徴はこちら(おすすめ完全無制限WiFi5選)でじっくりと解説していますので、気になる方は飛ばしてご覧くださいね!
完全無制限WiFiのメリットとデメリット
ここでは完全無制限WiFiのメリットとデメリットをご紹介していきます。
サービス元によって違いはありますが、共通している特徴もいくつかありますので、まずは大枠をお伝えしていきます。
契約する前にしっかりと特徴を把握しておくことで、使用感のギャップが少なくなりますので、まだ知らないという方はぜひご覧くださいね!
完全無制限WiFiのメリット4つ
完全無制限WiFiのメリットはこの4つです。
- 完全無制限で速度制限なし
- 月額料金はWiMAXより少し安い
- トリプルキャリアに対応でエリアが充実
- 海外でも使える
完全無制限で速度制限なし
ここは説明するまでもないかと思いますが、速度制限がなくデータ量無制限に使えるというのは最大のメリットです。
高画質動画の視聴も思う存分できますので、WiMAXのようにデータ量をどのぐらい使ったかといったことを気にする必要がないわけですね!
月額料金はWiMAXより少し安い
完全無制限WiFiの月額料金は3,200円~3,500円程度と、WiMAXをプロバイダで契約するよりも少し安いです。
光回線よりももちろん安いですし、外でももちろん使えますので利便性も高いですね!
トリプルキャリアに対応でエリアが充実
ここでご紹介している完全無制限WiFiは、NEXTmobileを除いてトリプルキャリアに対応しています。
ドコモ、au、ソフトバンク回線の中で、ネット環境に応じて最適な回線を自動で切り替えてくれるので、エリアは充実しているといえるでしょう。
また、実際のところソフトバンク回線を掴むことが一番多く、ご自身のエリアがソフトバンクの対応エリアかは少し気にした方がいいかと思います。
どんなときもwifiの5台接続だとどうにも回らなくなってきたので、解約サポートでネクストモバイルに乗り換え。クラウドSIMってもほとんどソフトバンク回線だし、こっちの方が安いし。クレードルもあるし。今んとこいい感じ
— Keid (@Keid_siren) January 23, 2020
とはいえ、WiMAXよりも対応エリアは広いので、「WiMAX使ってたけどエリア外だった」という方も検討の余地がありますね!
海外でも使える
完全無制限WiFiの多くは、海外でもそのまま端末を持って行って、電源をONにすればその国でWiFi接続が可能となります。
国内では完全無制限で利用できましたが、海外では1GB/日のデータ量まで使える場合が多いです。
また、海外利用は料金が別途請求されるのですが、国やエリアによって利用料金が異なり、サービス提供する会社によって料金差もあります。
「海外でもけっこう使いたい!」という方は、海外利用料金が比較的安いところで契約するとお得に利用できるわけですね!
完全無制限WiFiのデメリット2つ
対して、完全無制限のデメリットはこの2つです。
- WiMAXに比べると端末スペックは低い
- パケ詰まりは比較的起きやすい
WiMAXに比べると端末スペックは低い
完全無制限WiFiで取り扱いのある端末は、国内利用で人気のWiMAXと比べるとスペックは低いです。
例えば、WiMAXの新しい機種W06と完全無制限WiFiでよく扱われているU2sを比較してみます。
WiMAX W06 | 無制限WiFi U2s | |
機種 | ||
発売日 | 2019年1月 | 2018年8月 |
最大速度 (下り) | 1.2Gbps | 150Mbps |
最大速度 (上り) | 75Mbps | 50Mbps |
バッテリー | 約9時間 | 約12時間 |
サイズ (mm) | 128x64x11.9 | 127×65.7×14.2 |
重さ | 約125g | 約151g |
このように、完全無制限WiFiの端末の最大通信速度は、WiMAX比べるとやや物足りない数値といえます。
ですが、実測値に関して言えば、WiMAXの方がやや速い程度で考えておくといいかと思います。
実際には、完全無制限WiFiでも20Mbps程度の通信速度が出ますので、動画の視聴などは基本的に問題がありません。
- メールの送受信:0.5Mbps
- youTube【普通画質】:0.7Mbps
- Huluなどの動画ストリーミング【高画質】:5~6Mbps
- オンラインゲーム:5Mbps
- 4K画質動画:20Mbps~
4K画質動画などのデータ量の多い通信には向いていませんが、それ以外のことは基本的にできると考えておくといいでしょう。
パケ詰まりはやや起きやすい
トリプルキャリアに対応している完全無制限WiFiは、端末が最適な電波を自動で切り替えてくれますが、これによって通信が不安定になることがあるようです。
「全然通信速度が出なくなった」「通信が安定しないなぁ・・」という場合は、ほとんどのケースで再起動することで改善できますので試してみてください。
また、家の固定回線としてメインで使う場合は、電波の切り替えもそこまで起きないはずなので、あまり心配しなくてもいいかと思います。
以上、完全無制限WiFiのメリットとデメリットでした。
完全無制限WiFiの特徴が確認出来たところで、おすすめの完全無制限WiFiに絞って詳しい料金やサービスや口コミ評価などをもとにおすすめを解説していきますね!
おすすめ完全無制限WiFi5選|2020年8月版
完全無制限WiFiはこの5つの中から選ぶことで、失敗することが少なくなるはずです。
似たようなサービスを提供する完全無制限WiFiもありますが、料金やサービス、口コミ評価を総合するとこの5つが安定しているんですね!
あとは具体的に、各社がどのようなメリット、デメリットがあるのかという点を一つ一つ解説していきたいと思います!
クラウドWiFi東京:契約縛り、違約金なし
クラウドWiFi東京の詳細
- 平均月額料金(2年):3,546円
- 事務手数料:3,980円
- 端末:レンタル
- 端末返却:必要(送料は利用者負担)
- トリプルキャリアに対応
- 海外利用:〇
- 契約縛り、違約金なし
- 即日発送に対応(店舗受取も可)
- 海外利用時におけるサポートが充実
- 事務手数料はやや高い(3,980円)
- 解約時は端末の返却が必要
- クレジットカード支払いのみ
クラウドWiFi東京の特徴は、なんといっても契約縛り、違約金がないことですね。
お試し感覚でも契約できるので、契約のハードルはかなり低いといえるかと思います。
また、クラウドWiFi東京は即日発送に対応しているほか、新宿にある店舗で直接受け取る場合は、最短申し込みをしたその日から使うことも可能です。
また、クラウドWiFi東京のデメリットですが、Mugen WiFiとほとんど変わりません。事務手数料はやや高いですが、大きな欠点はないという印象です。
契約の縛りを気にせず利用できるのは、完全無制限WiFiの中ではこのクラウドWiFi東京だけですので、こちらも筆頭候補といえます!
また、クラウドWiFi東京の詳細を知りたい方は、こちらの記事で詳しく解説しています!
Mugen WiFi:30日のおためし全額返金保証あり
Mugen Wifiの詳細
- 平均月額料金(2年):3,405円
- 事務手数料:3,000円
- 端末:レンタル
- 端末返却:必要(送料は利用者負担)
- トリプルキャリアに対応
- 海外利用:〇
- 30日おためし全額返金保証あり
- 月額料金、違約金は最安級
- 即日発送に対応
- 申し込み月の日割り計算なし
- 解約時は端末の返却が必要
- クレジットカード支払いのみ
Mugen WiFiの大きな特徴は、おためし全額返金保証があることです。
これは他社にはないサービスで、申し込みをしてから「なんか違うな。。」となった場合も契約解除ができるという安心感がありますね!
また、Mugen WiFiは月額料金と違約金がそれぞれ安く設定されていることも強みの一つです。
Mugen WiFiの料金プランは月額3,280円の格安国内外WiFiプランと月額3,880円のアドバンスプランの2つありますが、基本的に月額3,280円のプランで十分です。
この2つの料金プランの違いはこの2点だけとなります。
- 翻訳機能が搭載されているか
- 充電機能があるか
また、違約金に関しては他社より安く設定されているほか、2年目以降はいつ解約しても違約金はかかりません。
利用期間 | 違約金 |
1年未満 | 9,000円 |
1~2年 | 5,000円 |
2年以降 | いつでも無料 |
Mugen WiFiのデメリットに目を向けてみると、あまり大きな欠点がないというのが正直なところです。
Mugen WiFiは完全無制限WiFiの中でも人気が高いのですが、デメリットが少ないというのも一つ大きな理由といえそうです。
Mugen WiFiに関して、もっと詳しく知りたいという方は、こちらの記事も参考にしてみてください!
限界突破WiFi:サービス、サポートの評価が高い
限界突破WiFiの詳細
- 平均月額料金(2年):3,500円
- 事務手数料:無料
- 端末:無料
- 端末返却:不要
- トリプルキャリアに対応
- 海外利用:〇
- 端末に地図・翻訳アプリが搭載されている
- 端末はレンタル品ではない
- 通信速度の評価は比較的高い
- サポートの対応も評価が高い
- 即日発送に対応していない
- 違約金はやや高い
限界突破WiFiは、プロモーションにも力を入れているだけあり、独自サービスに加えて、サポート評価も比較的高いです。
他社と端末スペックこそ変わりませんが、スマホ型のWiFiなので、このように直感的に操作ができる仕様となっています。
また、通信速度の口コミ評価も比較的高く、30Mbps~40Mbps出ている方の書き込みもいくつか見られます。
「速度にこだわりがある」という方に特におすすめのWiFiです。
対して、限界突破WiFiのデメリットは違約金が高いということです。
利用期間 | 違約金 |
~24ヶ月 | 18,000円 |
26ヶ月~ | 5,000円 |
25ヶ月、37ヶ月 | 無料 |
2年以内の違約金が18,000円というのは完全無制限WiFiの中でも高いので、解約リスクを考えるとややデメリットかなという印象です。
とはいえ、通信速度の実測値もよく、サポートもしっかりしていることを考えると、十分魅力的なWiFiといえるかと思います!
もっと限界突破WiFiのことを知りたいという方は、こちらで口コミ評価も詳しく載せていますので、ぜひ参考にしてみてください!
ChatWiFi:上限までは完全無制限で使える
ChatWiFiの詳細
- 平均月額料金(2年):3,546円
- 事務手数料:3,980円
- 端末:無料
- 端末返却:必要
- ソフトバンク回線のみ
- 海外利用:〇
- 月額料金は比較的安い
- ソフトバンクのメイン回線を使える
- 違約金はなし
- ソフトバンク回線のみ
- 100GB以降は制限あり
ChatWiFiは契約縛りがなく、使いやすいWiFiサービスです。
ソフトバンクのメイン回線を使えるので、通信速度も悪くありませんし、料金も比較的安いので、数ヶ月だけ使いたいという方も有力な選択肢になるでしょう。
対して、デメリットに目を向けると、容量に上限が設けられていることです。現在は、100GBを超えると速度制限の対象となります。
とはいえ、動画視聴を含めて100GBあれば、長時間楽しむことができますので、お試し感覚で始めてみるのもアリかと思います!
ChatWiFiの情報はこちらで詳しく取り上げていますので、気になる方は参考にしてみてください!
どんなときもWiFi:完全無制限WiFiで一番人気
どんなときもWiFiの詳細
- 平均月額料金(2年):3,605円
- 事務手数料:3,000円
- 端末:レンタル
- 端末返却:必要(送料は利用者負担)
- トリプルキャリアに対応
- 海外利用:〇
- 店舗受取ができる
- 即日発送に対応
- 違約金はやや高い
- 口座振替の場合は月額料金が高くなる
- 解約時は端末の返却が必要
- 通信速度の口コミ評価はイマイチ
どんなときもWiFiは、完全無制限WiFiの火付け役とも言えますが、やはり断トツで知名度が高いです。
料金面というよりは、サービスで推してるのがこのどんなときもWiFiですが、限界突破WiFiの方がメリットが多い印象ですね。
即日発送や店舗受取サービスに対応していますが、違約金はNEXTmobileと同じで比較的高いので、解約リスクはそれなりに高くなります。
そのほか、利用者が多いこともあり、他社よりも通信速度の評価はあまり良くありません。
間違いなく人気は高いどんなときもWiFiですが、先にご紹介した完全無制限WiFiの方がおすすめ度は高いので、参考にしてくださいね。
どんなときもWiFiの情報をもっと知りたい方は、こちらの記事も見てみてください!
以上、5つの完全無制限WiFiをご紹介してきました。
それぞれにメリットとデメリットがありますので、事前に確認してから契約してみてくださいね!
完全無制限WiFiのおすすめNo.1を選ぶとしたら
完全無制限WiFi | 特徴 |
---|---|
クラウドWiFi東京 (4.5) | 月額3,380円で契約縛り、違約金なしと最強コスパ。事務手数料はやや高いが、国内は完全無制限、海外(別途料金)でも使える。在庫の更新もしっかりしてくれる。 |
Mugen WiFi (4.5) | ※新規受付停止中 月額料金3,280円でトリプルキャリアに対応。国内は完全無制限、海外(別途料金)で使える。違約金が初年度で9,000円以内と安いほか、30日のおためし全額返金保証あり。 |
限界突破WiFi (4.0) | 月額3,500円でトリプルキャリアに対応。国内は完全無制限だったが1日5GBまでと制限ができた。実測値の評価も高く、海外(別途料金)で使えるのもメリットだが、違約金はやや高め。 |
ChatWiFi (4.0) | ルータープランとSIMだけプランの2つから選ぶことができる。ルータープランは海外も使うことができるほか、契約縛りがないのは大きなメリット。 |
どんなときもWiFi (3.5) | ※新規受付停止中 月額料金3,480円でトリプルキャリア対応。国内は完全無制限、海外(別途料金)でも使える。店舗受取サービスや即日発送などサービス面は一番優れている。 |
最後に、「どうしても決め切れない!」という方に、簡単な選び方をご紹介します。
完全無制限WiFiはそれぞれに特徴がありますので、何を重視するかで考えてみると決めやすくなるかと思います。
- 月額料金重視:Mugen WiFi
- 契約縛り:クラウドWiFi東京
- サービス、サポート重視:限界突破WiFi
ネット契約は選ぶのが大変ですが、この記事を参考に自分に合った完全無制限WiFiを選んでみてくださいね!
なお、当サイトではWiMAXについても解説しています。
20社以上あるWiMAXプロバイダの中からおすすめをまとめた記事もありますので、ぜひ参考にしてみてくださいね!