「WiMAX(ワイマックス)を検討しているけど、実際どのぐらい初期費用がかかって総額いくらかかるの?」と考えている方は多いと思います。
スマホを始めとする通信契約は、料金体系が複雑なので、最初にいくら払わなきゃいけないのか、全体の料金がどのぐらいになるかがわかりづらいですよね。
当記事では、WiMAXをこれから始めてみたいという初心者の方に向けて、WiMAXの初期費用から年間の総額まで簡潔にまとめてみました。
これを読めば、WiMAXの料金についてはざっくりと理解していただけるはずですので、ぜひ参考にしてみてください!
WiMAXの契約とは?
基本的にWiMAXは、サービス元のUQ WiMAXやプロバイダと2年間または3年間の契約をする必要があります。
ドコモなどの大手キャリアでスマホを契約するのと同じですね。
UQ WiMAXやプロバイダと契約をすることで、WiMAX端末と個人データーが入ったUIMカード(SIMカードのようなもの)を手に入れることができます。
WiMAX端末にUIMカードを差し込めば、すぐお手持ちのスマホやPCなどをインターネットに繋ぐことができるようになりますので、簡単にネット環境をつくることができるわけですね!
WiMAXの初期費用
WiMAXの初期費用としてかかる料金には、このようなものがあります。
WiMAXの初期費用
- 事務手数料:3,000円
- 機種代金:無料~19,200円
- 初月利用料金:無料または日割りなど
- オプション代金:300円~(申し込んだ場合のみ)
- クレードル代金:約3,500円(申し込んだ場合のみ)
WiMAXはUQ WiMAXやプロバイダと契約する必要があるというお話をしましたが、初期費用は契約するプロバイダによって違いがあります。
目安となりますが、WiMAXの初期費用は3,000円~10,000円程度と考えてください。
事務手数料は3,000円がほとんど
WiMAXの事務手数料は3,000円です。基本的に事務手数料は、どのプロバイダであっても同じです。
一部プロバイダでは、キャンペーンとして事務手数料を無料とするプロバイダもあります。
機種代金は無料~19,200円
WiMAXの機種代金は、多くのプロバイダが無料としています。
サービス元のUQ WiMAXの場合、WiMAX端末は有料で15,000円かかりますので、実際に総額料金は高いといえます。
また、WiMAXプロバイダは月によって割引額や特典が変更になることがあります。
例えば、人気のプロバイダBIGLOBE WiMAXは、2019年10月より新しい料金プランに変わり、1年契約ができるようになりましたが、端末代金は有料(19,200円)になりました。
WiMAX端末はどの機種を選んでも料金は変わりませんので、選ぶときは機能や口コミ評価を参考に選ぶといいですよ。
初月利用料金は3パターン
WiMAXの初月利用料金は大きく分けると3つのタイプに分けられます。
WiMAXの初月料金
- 日割り計算(GMOとくとくBB、Broad WiMAXなど)
- 初月無料(BIGLOBE WiMAX、So-net WiMAXなど)
- 月額料金満額(カシモWiMAXの新端末プランなど)
この初月料金もプロバイダによって違いますが、多くは日割り計算となります。
日割り計算の場合、月の途中から契約しても損することはありませんが、初月無料とするプロバイダの場合は、契約開始日を月初めにするといいでしょう!
契約日についてまとめた記事もありますので、気になる方は参考にしてみてください。
オプション代金は月額300円程度から
WiMAXのオプションはプロバイダによって様々ですが、多くのプロバイダはこのようなオプションがあります。
WiMAXのオプション
- 端末補償サービス
- 公衆無線LANサービス
- セキュリティソフト
また、契約時にオプション加入が必須となっているGMOとくとくBB
オプション料金は300円~500円とするところが多いですね。ただ、オプションはもちろん任意なので、必要がなければつける必要はありません。
WiMAXの場合、オプションを長期継続しなければ特典が適用できないといったプロバイダはほぼないので、オプション加入を考えていない方も安心して契約ができる通信機器となっています。
クレードル代金は3,500円ほど
クレードルはこの白い台座のことで、WiMAX端末を置くことで充電ができることに加えて、LANケーブルの差し込み口があるので、有線接続が1台までできるようになるといった拡張機能があります。
クレードルの料金は3,500円程度と考えてください。
WX06やWX05といったNEC製のWiMAX機種は、クレードルに電波拡張アンテナが付いているので、家の中でも通信速度が速くなるという効果もあります。
このWXシリーズを選ぶ場合は、購入を検討してみましょう。
クレードルは、WiMAX契約時にプロバイダで購入することもできますし、Amazonなどで後から購入することもできます。
補足ですが、最新機種で人気の高いHUAWEI製のW06はクレードルがなく、有線接続はUSB接続のみとなります。
WiMAXの2年間・3年間の料金は?
WiMAX(ワイマックス)の初期費用は3,000円~10,000円程度とご紹介しましたが、結局年間どのぐらいの料金なのかということにも触れておきます。
月ごとのキャッシュバックによって料金は変わりますが、料金が安いおすすめのプロバイダに絞るとこのようになります。
2020年10月でみると、初期費用を含めた3年間総額の最安値はGMOとくとくBBとなります。
2年間総額・3年間総額の料金を、月額になおすとこのようになります。
2年間総額:月額4,630円
3年間総額:月額3,535円~
WiMAX(ワイマックス)は3年契約が主流なので、2年契約だと割高になってしまう傾向にあります。
2年契約は一部プロバイダで残っていますが、キャッシュバックの対象外であったりキャンペーン特典が適用されないなどあまりお得ではないんですね。
月によってキャッシュバックの金額が違うので目安とはなりますが、3年契約であれば月々3,500円ほどでWiMAXのギガ放題という無制限プランを契約することができます。
WiMAXの解約違約金について
最後に、WiMAXの解約違約金についてご紹介します。
WiMAXの解約違約金は、契約更新月以外で解約することで発生しますので、考え方はスマホの契約と全く同じです。
WiMAXの解約違約金もまたプロバイダによって違いますが、プロバイダの多くが設定している違約金は以下のとおりです。
契約期間 | 違約金 |
1年以内 | 19,000円 |
2年以内 | 14,000円 |
2年以降 | 9,500円 |
表を見てわかるとおり、契約更新月以外の解約はできるだけ避けたいとこですね。
WiMAXの場合、Try WiMAXというUQ WiMAXの無料お試しサービスがあります。
Try WiMAXであれば、実際のWiMAX(ワイマックス)端末を15日間無料で借りて使うことができますので、不安のある方は利用してみるといいでしょう。
WiMAXの初期費用や総額料金|まとめ
WiMAXにかかる料金について、ざっくりですがまとめてみました。
WiMAXを始めるにあたって、初期費用や年間の総額料金がわかりづらいのは難点ですが、目安としてどのぐらい料金がかかるかはイメージして頂けたかと思います。
最後におさらいすると、2020年9月の初期費用を含めたWiMAXの月額料金はこちらですね。
2年間総額:月額4,630円
3年間総額:月額3,535円~
これからWiMAXを始める方向けの記事に、WiMAXの申し込みの流れをまとめた記事(WiMAXの基礎講座)もありますので目を通してみてください。
なお、20社以上あるWiMAXプロバイダの中でも、おすすめプロバイダをまとめた記事もありますので、ぜひ参考にしてみてくださいね!