WiMAX(ワイマックス)のギガ放題プランであれば、家の固定回線としても活躍してくれるので、動画をみたりテレビ電話をしたりとだいたいのことは不自由なくできます。
ですが、オンラインゲームはWiMAX(ワイマックス)でもちゃんとできるのでしょうか?
当記事では、オンラインゲームに重要と言われる「ping値」を専門的な言葉は抜きにして、わかりやすく解説していきたいと思います!
ping値とは?
ping値とは、サーバーから帰ってくるレスポンスの速さのことをいいます。
この①から④までの時間を表したものがping値というわけです。
例えば、オンランゲームをしていたとします。
主人公を右に動かして、実際に画面上右に動くまでのレスポンスをping値で表わすことができるわけです。
オンラインゲームに重要なping値
ping値の基本情報は、以下の通りです。
- ping値は数字が小さくなるほど快適。
- 単位はms(ミリセカンド)。1000分の1秒。
- ping値の適正値は1~99までと言われている。
ping値は数字が小さいほどレスポンスが速い
ping値は数字が小さいほど反応速度が速いということになります。1以上の整数でping値は表示されます。
また、単位はms(ミリセカンド)で1/1000秒です。
オンラインゲームで必要なping値の目安
ping値は小さい数字の方がレスポンスが速いということをご紹介しましたね。
ping値の目安はざっくり説明するとこのようになります。
ping値 | 内容 |
1~30 | ほとんどタイムラグを感じない。 |
31~60 | 正常値 ping値1~30と比べると遅延の可能性がある。 |
61~100 | 平均値 若干の遅延を感じるが、許容範囲内。 |
101~ | 遅延を感じる、オンラインゲームには不向き |
ping値は100違うと0.1秒の差が出てくるといわれています。
仮に、オンラインゲームでping値が「1」のプレイヤーとping値が「100」のプレイヤーが対戦すると、入力や行動のタイミングが0.1秒差がでてくるわけですね。
塵が積もれば・・というわけではないのですが、あらゆることが後手になり、かなり不利になるといわれています。
ping値の測定方法
ping値の測定方法で有名なのはSpeedtestです。
真ん中の「GO」をクリックすれば、接続している通信速度やping値などのインターネット環境を測定してくれます。
インターネット環境の測定⇒Speedtest
WiMAXでオンラインゲームはできる?
結論から言うと、WiMAX(ワイマックス)でもオンラインゲームはできます。
立地や家の周りの環境、時間帯などによって測定値は違ってきますが、だいたい無線接続で25ms~60msぐらいかと思います。
クレードルやホームルーターを利用して、有線接続をすればping値はもっといい数字がでるはずです。
補足説明となりますが、光回線であればWiMAX(ワイマックス)よりping値がよくなるというのは正しくないです。
確かに、光回線は回線状態が良好であればping値が一桁ということも全然ありますので、かなりオンラインゲームに適しているといえます。
ですが、最近では携帯会社の大手キャリアがこぞって光回線のプロモーションをしている甲斐もあって、光回線契約者が急激に伸びました。
現在は回線がパンク状態なので、通信速度もWiMAX(ワイマックス)以下になることもありますし、ping値もひどい回線は200ms付近の人もいるようです。
オンラインゲームをするために光回線を選ぶ場合は、回線状況を口コミでしっかり確認してから契約することをおすすめします!
例えば、通信に関して比較的評価の高い光回線はNURO光やauひかりです。フレッツ光から回線を借りている光コラボではなく、独自の光ファイバーを利用しています。
どちらも対応エリアは限られるのが難点ですが、通信速度などの口コミ評価が比較的高いので検討してみるのも一つかと思います。
まとめ
ping値についてざっくりとですが解説してきました。
WiMAX(ワイマックス)でもオンラインゲームはできますが、ping値一桁を期待するのは厳しいといえます。
WiMAX(ワイマックス)以上の環境(ping値1~20ぐらい)を求める場合は、光回線を検討した方がいいかと思います。
とはいえ、ほとんどの方はそこまでの環境は必要ありませんし、WiMAX(ワイマックス)で必要十分といえますので安心してくださいね。
なお、20社以上あるWiMAXプロバイダの中でも、おすすめのプロバイダをまとめた記事もありますので、ぜひ参考にしてみてください!