L01sはHUAWEI(ファーウェイ)製造モデルのホームルータータイプのWiMAX(ワイマックス)端末です。
99%家でしか使わないという方には据え置き型のL01sはかなりおすすめです。
同時期発売のモバイルルーターであるW05やW04の方が最大速度は速いですが、モバイルルーターとホームルーターでは家などにおける一定範囲内の通信性能においては差があります。
そのあたりも詳しく触れていきつつ、当記事ではL01sの機能や口コミ評価、デメリットなどを詳しくまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください!
WiMAXホームルーターL01sのスペック詳細
製品名 | Speed Wi-Fi HOME L01s |
製造元 | HUAWEI |
発売日 | 2018年1月19日 |
最大速度 (下り) | 440Mbps |
最大速度 (上り) | 30Mbps |
au 4G LTE | 〇 |
重量 | 約450g |
サイズ (mm) | 180×93×93 |
UIMカード | Nano IC |
バッテリー | なし(コンセントからの電源供給) |
接続台数 | 42台 |
カラー | ホワイト |
L01sの通信速度
L01sの通信速度は最大440Mbpsです。
L01sはau 4G LTEもオプションで使えますが、WiMAX(ワイマックス)のモバイルルーターと同じように上限が月に7GBまでとなっていますので使うときは注意しましょう。
特徴①:L01sは通信性能がいい
ホームルーターのメリットとして、一定の距離であれば高い通信環境をつくることが出来ます。
L01sはコンセントから電源供給ができるため、モバイルルーターと比較して送信出力が違います。これにより非常に安定した通信が期待できます。
L01sはWX04と同じ最大速度は440Mbpsですが、自宅で測定すると実測では明確に速度差があり、L01sの方が実測値は優れています。(X04はクレードルありの状態で測定)
詳しい実測結果はこちらの記事を参考にしてみてください。
特徴②:L01sは最大42台接続できる
L01sは最大42台の端末とWi-Fi接続が可能です。
W05やWX04といったモバイルルーターは最大接続台数が10台までです。(最新機種のW06は16台。)
PCやタブレット、ゲーム機、家電など無線接続をしていくと、家族で利用するとなると足りなくなる可能性もありますね。
WiMAX(ワイマックス)のモバイルルーターだと、クレードルという充電可能な台座を買うと1台は有線接続できるのですが、L01sは2台まで有線でつなぐことができます。
今はほとんどの機器が無線接続できるのですが、オンラインゲームなどは通信の安定性が非常に重要になるので、そういった用途であれば有線接続にした方がいいですね。
特徴③:L01sは2.4GHz帯と5GHz帯を同時に利用可能
WiMAX(ワイマックス)のW05やWX04などのモバイルルーターは、周波数帯域のどちらかを切り替えて使うことはできるますが同時には使えません。
L01sであればこの2つの周波数帯域を同時に使うことが出来ます。
周波数帯域には特徴があるのですが、ざっくりというとこの2つの周波数帯にはこのような特徴があります。
- 2.4GHz・・・5GHzより速度は落ちるが、電波が回り込んで端末に届きやすい。電子レンジなど家電製品にも採用されている周波数帯なので電波の干渉を受けやすい。
- 5GHz・・・2.4GHzより直進的で速い通信速度を実現できるが、壁や障害物を回り込むことはできない。家電などの電波の干渉は受けにくい。
例えば、戸建てで使う場合を想定します。
5Ghzでつなぐのは障害物が少ない同じ部屋にある端末だけ、2.4GHzでつなぐのは壁を挟んだ2階の部屋の端末だけといった使い分けを同時にできるわけです。
電波の特性にあった使い方をすると、通信速度が全然違いますのでいろいろ試してみて下さい。
周波数帯域についてはこちらの記事を参考にしてみてください。
比較④:L01sとソフトバンクのAirターミナル3と比べると・・?
L01s | Air3 | |
機種 | ||
発売日 | 2018/1/19 | 2017/3/29 |
通信速度 (下り) | 440Mbps | 350Mbps |
通信速度 (上り) | 30Mbps | 10Mbps |
サイズ (mm) | 180x93x93 | 208x95x95 |
重さ | 約450g | 約550g |
接続台数 | 42台 | 64台 |
ソフトバンクの有名なホームルーター「Airターミナル3」と比べると、接続台数以外はL01sの方がスペックが高いです。
また、ソフトバンクのAirターミナルシリーズも使いすぎると制限がかかると公式サイトに明記されているので、完全無制限というわけではありません。
ソフトバンクのAirターミナルも検討中の方はこちらの記事も参考にしてみてください。
L01sの評価や評判は?
ここではL01sの口コミをご紹介します。
口コミ評価から実際の使用感や不具合の有無などが確認できますので参考にしてみてください。
L01sのいい口コミ
WiMax環境をWX04からL01sに変更。googleのスピードテストはいい塩梅
— 趣味人 (@schmitt_trigger) 2018年6月30日
三日で10GB制限はありますが、断然速度はL01sの方が早いですよ。バンクエアーは速度制限すぐかかりますから。
— ヤン・ヒューリック (@1xuVLqH3kQ) 2018年3月28日
L01s優秀だな…!WX04+クレードルより結構速度出るしping値低いし再起動とかの不具合全く無しで見直したわ
— リンカ@FGO (@telrinka) 2018年3月18日
通信性能は高い評価が多かったです。また、白を基調としたデザインに対して、置き場所に困らないという声もありました。
L01sの悪い口コミ
L01sの何が良くなったのかわかりません!
— コケのほぼ無休だったラーメン大好きイシカズさん (@ishikazuvalv) 2017年12月12日
L01とL01sの端末の価値ってどっちが高いのかな?
現状だと⑤のWiMAXの機種変更として使えたり、⑥の格安SIM入れて遊べる前のL01の方が利用価値はある気がする。— じょうげん (@j_ktwr) 2017年12月25日
L01とL01sの比較する口コミが多いですね。L01とL01sはスペックはほとんどかわりません。
L01sはバッテリーがついていないので、家以外で使いたい場合はコンセントがある場所でないと使えないので注意してください。
L01sのデメリット・注意点
L01sのデメリットはほとんどありませんが、あえて挙げるなら以下の1点です。
- モバイルルーターのように持ち歩いて利用できない
ホームルーターなので当然といえば当然ですが、外でWiMAX(ワイマックス)を使う方にとってはL01sは候補外ということになります。
これは豆知識となるのですが、ソフトバンクのエアターミナルとは違い、WiMAX(ワイマックス)は登録住所以外でも使えるので、コンセントがあればL01sを別の場所でも使うことはできます。
W05・WX04・L01sの中でおすすめは?
同時期に発売されたW05・WX04・L01sの中でおすすめの機種ですが、WiMAX(ワイマックス)の使い方によって考えてみるといいですね。
- 家でも外でも使う・・W05
- 家の中だけ使う・・L01s
W05は通信性能の評価が高く、搭載機能も文句なしです。モバイルルーターなので外でも大活躍してくれますし、家の固定回線としても十分な性能があるといえます。
L01sはホームルーターとあって、家の中における受信感度はW05やWX04のモバイルルーターよりも優れているといえます。
最大速度が440MbpsとW05よりスペックが低いと気になられるかもしれませんが、家の中の実測値はL01sの方が通信速度は安定して速いです。特に上り速度には明確に差があります。
実測値を比較した記事もありますので、参考にしてください。
L01sのおすすめプロバイダ
L01sで機種は固まったら、次はどのプロバイダで契約するかですね。
L01sは過去モデルとなり取り扱うプロバイダがなくなってしまいました。今は後継機のL02が人気のモデルとなっています。
L02はL01sよりもスペックが高く、口コミ評価も高い機種ですので、WiMAXのホームルーターをお探しの方はL02を検討してみてください!
L02については、こちらの記事に詳しくまとめていますので参考にしてみてくださいね。
まとめ
L01sのスペックや評価についての解説は以上となります!
最後にL01sのスペックやメリット、デメリットをもとに評価をまとめるとこのようになります。
総合評価 (4.0) | 家の中ではモバイルルーターより安定して高速通信ができる。 |
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デザイン (4.0) | シンプルで部屋の景観を損なわない。 |
通信性能 (4.0) | 不具合なく安定しており通信もかなり高速。パケ詰まりなども起きない良機種。 |
操作感 (3.0) | 画面もなく最初の設定がわかりづらいが、ホームルーターでは標準。 |
サイズ (3.0) | モバイルルーターより場所をとるが、ホームルーターとしてサイズは標準。 |
L01sはW05やWX04のように持ち運びができませんが、家の中においてはL01sは高い受信感度を体感できます。
家の中だけでWiMAX(ワイマックス)を使う予定であれば、迷わずL01sを始めとするホームルーターを選びましょう!
なお、20社以上あるWiMAXプロバイダの中でも、おすすめのプロバイダをまとめた記事もありますので、ぜひ参考にしてみてください!